その運び屋《ポーター》万能だった。

運び屋《ポーター》というパーティーでの役割がある、迷宮や他の場所へ行くにも荷車を引いて剥ぎ取り、炊事などを熟す所謂雑用。

だが、パーティーは大きくなれば必要不可欠な重要な役割を持った緑の力持ち。

　だからこそ軽視されるし彼らの有り難みも忘れていく。
　そして主人公は彼らではなくパーティーリーダー　彼らはその陰。　
　結論は最後は捨てられるのだ、理由は多岐にわたる。
　そんな彼らに娘や、息子が居たら？　他の者たちから理由を聞いたら？　散々背負ってた者たちが大雑把に自分の親を捨てたら？
　そりゃキレるでしょ？　情けない親でも育ててくれた人だし、その姿を見てたら涙出るでしょ？　なら文明が中世期ならそら、武器持つよね？　石や火を付けるよね？　
　そんな彼らの娘の物語です。