「奇妙な」を含む小説

俺は特別な力をもっている。 キスをしている間だけ、相手の心が読める。 そんな能力のせいで、すっかり女性不信となってしまっていたが、ある日キスをしても心を読めない美少女が現れて……。

日本に住む二十歳の少年、空山（そらやま）征十郎（せいじゅうろう）は、ある日母の友人であるアメリカ人のアレックスに半ば強引に連れられ、中東にある某国の首都である聖地にやって来ていた…

　アメリカ合衆国グリーンウェル州、オールドハイト市。全米一の犯罪都市にして、ありとあらゆるフォークロアが顕在化し、異常怪異に異常人間が跳梁跋扈する魔都である。 　そんな中で働く三…

大学生の冴えない青年・五月（さつき）は、ある日、偶然会った小学生の少女・ミチルにちょっとした嘘をついてしまう。 「俺はタイムマシンに乗ってやってきた、君の未来の旦那さんなんだ」…

　夜の帳が静かに下り、紫陽花がひっそりと色づく頃、古都には人々の営みがひそやかに息づいていた。 　そこは、時間がゆっくりと流れる場所であり、古き良きものと新しきものが奇妙に共存す…

カーバンクルのメランとその飼い主の歩夢。 一匹と一人の奇妙であたたかな日常です。 一話につき300～400文字程度なのでさくさく読めると思います。

恋愛ゲームの好きなキャラを攻略するため寝る間も惜しんで攻略しようとしたが、それでもCGのフルコンプが出来ないでいた。 攻略サイトやレビューにはバグゲームとして酷評されているが、そ…

核戦争で滅びた世界。 人間は誰一人も残らず、滅亡した。 その戦争から数百年。 新たな人間に変わる地球を支配する種族、 魔人が現れた。 魔人の姿は人間とほぼ変わらない。 だが、彼ら…

疲れ果てて夕方の児童公園で一息ついた主人公は、そこで奇妙な男にであう。

一通の招待状から始まる奇妙なパーティー。ゲストたちは無事に帰ることができるのだろうか。 四つの短編からなる物語です。

古びた村の片隅にある奇妙な店「真実の交差点」と、その店の経営者である老練な商人・五郎兵衛を中心に展開される物語です。物質的な価値観と心の価値を対比させ、人間の内面と欲望、そして真…

―――どうしても我慢できなくなったら、その星に手を置いて…こう唱えなされ 「我の願いを叶えんがため…その姿を現せ、偉大なる魔王よ！」 まさか本当に出てくるなんて…！？

自分に必要なものが現れる――そんな奇妙な祠を訪れた男のお話。

アッちゃんとウコンは昔々愛しあっていましたが、別れました。ウコンがアッちゃんに言いたかったことは。

夢枕に立つ女が俺の夢をかなえてくれるという。ただし俺のいちばん大事なものをなくすというのだが。

【完結】帝国によって国も両親も奪われた公女クラスは、騎士達の治癒係として帝国城内で暮らしていた。皇太子妃からのいじめに耐えつつも、第二皇子兼騎士団長のヴォックスと婚約者であるユツ…

この町は意地悪だ。 住んでいる人がではない。この町自体が意思をもっている。 ある日、道に迷うのが得意な美少女に出会い私のこの息の詰まりそうな田舎町での生活が一変する。

「私を！　大図書館に！　入れてください!!」 「無理だっつってんだろ！　あんただいぶしつこいな!?」 ……始まりは最悪だった。少なくとも、一方にとっては。 オロール王国随一の学…

高2女子の朱雀坂七津姫（すざくざか　なつき）は、学校帰りに自宅の近くを流れる小川を眺めるのが大好きだ。ある日、小川にたたずむゴイサギを見て癒やされていたら、思いも寄らぬ出来事に遭…