「SF短編」を含む小説

文章量少なめのショートショート作品群です。 「意味がわかると〜」系の作品を中心として、怖かったり、少し不思議だったりする作品を投稿しています。 一話完結ですのでどこから読んで頂…

ＡＩを育てた少女と少女に育てられたＡＩ。激動の世界の中で成長した二人は、過去を懐かしみ、現在のことを話し合い、そして、未来へと進んでいく。

大地から小さな土塊が天へ昇ってゆく〈土塊昇天現象〉とは、いったい何なのか――。 深緑野分の作家デビュー10周年記念作品『空想の海』。 本書は、著者がこれまでに発表した短編や掌編…

バケモノとオフ会してしまったアタシ。

寝たきりの亀田の爺さんは、カエルの声が聞きたいという。 ここは火星、マリネリス峡谷にある基地だ。

これはポータルと呼ばれるの異世界の出入り口を介して、各異世界に生息している生物についての調査を行っている組織G.A.T.E.S.の調査隊の一人、エマ・ウィルソン氏が書いた調査レポ…

地球最高峰の山頂で見つかった手紙には、不死者の悲喜交々が綴られていた。 三題噺です。 お題【カテゴリー】【トップ】【絶命】

『俺』は暗い部屋で毎日遊んでいる。 AIの発達によって、働く必要がなくなり人間はAIが作った創作を楽しみAIが作った飯を食うのが仕事だ。 毎日遊び惚けているだけでいいのだから、こ…

この世界を知りたい、それは世界にとっても同じであった。 テラと名付けられた者達は、疑問を呈し、この世界を理解しようとするのだった。

敵宇宙軍艦にダメージを与えられるのは人命弾だけ……。 人間を砲弾に変えるのは、地球人類種の保存のためにはやむを得ない選択なのだ。 敵ケイ素人類と戦う唯一にして無二の手段。 そう心…

時代と共に利便性は追求され続け、それはやがて人の言葉にも及んだ。 文学は世界から消え、座ってさえいれば脳に一番刺激を与える装置がエンターテイメントに取って代わっていた。 そんなあ…

「いやだ、まだしにたくないんだ」 　きりきりと男の手のひらがわたしの首を絞める。 　わたしは懸命にもがいた。 　苦しい、苦しい。しにたくない。しにたくない。 　まだまだやり残した…

【あらすじ】 突然、the cityという砂漠の街に迷い込んだ少年は、イィサと名乗る少女と出会い、煉瓦とアスファルトを用いた建物の建築に従事する。the cityとは何なのかとい…

1Kの狭い部屋から2LDKの快適な部屋へ。 徒歩5分から車で10分。 風呂トイレ別だったのに、共同浴場。 二世帯住宅に、メゾネット。 1人から、2人。 2人から、1人。 7人か…

「大ダウン」。 国家を狙った大規模サイバーテロ攻撃の”首謀者”と面会するため、私はヘルメットを被った。 彼は――その人工知能は、『人間ではない知的生命体(intelligent…

巨大な人間のような何かが人類を襲ってくる世界で、なんとなく巨大ロボットのパイロットに選ばれてしまう主人公の話。

評価感想、アドバイスから、１２月２日に主人公冒険者アリトの人物像？を３００文字追加しました。 嫌いな１話完結ですが初めて書きます。 頃合いを見て長編化するかも。 プロットは、コメ…

花曇工場で作られるキャンディは中毒性があり、大量摂取は禁じられている。 しかし、中毒症状を引き起こし、高値で取引されているのもまた事実である。 柴田　恭太朗様　【三題噺 #1…

国連宇宙軍に所属する補給艦ＵＲＳＳ三〇五は、通常宇宙空間を航行して地球側と紛争している恒星系に補給物資を届ける孤独な任務に就いていた。 乗艦しているのは士官１名と、艦の制御ＡＩの…

　三浦　雄太は交通事故で両手足を失った。今は義肢をつけ、生活に支障はきたしていないのだが、周囲の嫌な視線に悩みを抱えていた。自分は彼らと違う人間なんだと思わされながら日々の生活を…