「あやかし（？）」を含む小説

　御世は一条。生まれつき白い髪を持ち、その姿から白絹姫（しらぎぬひめ）と呼ばれている橘晶子（たちばなのしょうこ）。しかし、日々「あやかし」や「化けもの」の噂が付いてまわっていた。…

現代あやかし小説。 サッカーのプロ選手になる夢が破れてフリーターとして秋田県北に帰郷した、青年の羽村京一郎(はむらきょういちろう)。 幼馴染の女性、三森裕希(みもりゆうき)と鷹…

亡き祖母の家の庭には、白蛇が棲んでいた。 葬儀を終えた夜、目覚めるとその蛇が現れて……？

世には数多くの怪談話や都市伝説が存在する。かくいう私の住む町にもいくつかの不気味な体験談などが存在した。　ただそれらは怪談のように"オチ"があるわけでもなければ、都市伝説のような…

　新谷坂山には怪異が封印されていた。その封印を解き、代わりに半ばを封印された東矢一人とその友人が、再び全ての扉を閉じるまでの話。１章（３～５万字）完結のオムニバス。 【登場人…

企画「novel首塚」参加作品。毎日1題・30のお題に沿って執筆された、続き物のお話です。 謎の美形生首・アシュレイと、骨董屋の主人・日藤が繰り広げる、愉快で奇怪な日常物語。コメ…

夏生の祖母の家には妖怪がいる。 名前は椿。さらさらの黒髪、ぱっちりした目、つやつやした赤い唇の美少女だ。 高校三年の夏。夏生は彼女に会う為に、片道三時間の距離をバイクで走る。 …

身持ちのゆるい主人公 ヨリシロ（21歳♂）が、フツーに爛れた生活を送っているだけなのに何故か怪奇的な事案に遭遇したり巻き込まれたり。 それをセフレのタマグシ（20歳♂）といっしょ…

とある街に光村 雄介は住んでいた。彼は陰陽師や巫女の家系でその子孫であった。 龍である嵐月と協力して悪霊と戦う毎日を送っている。そんな彼にある日、出逢いが訪れた。 はとこの怜とよ…

　世の中は、獣で溢れている。 　ゆうは、少し霊感のある高校2年生。獣の姿が見えていた。獣が人に付くとその人の心は汚れていくから、心をきれいにすることが大事だと、ゆうに獣について教…

私は記憶の無い幽霊です。 名前は、保護してくださった……綺麗な瞳をお持ちの国綱(くつな)さんからつけてくださいました。翠羽(みはね)と申します。 視える存在は限られていますが…

※この物語はフィクションであり、史実とは一切関係ありません。

秋の季節、楓姫はため息をつく。彼女の元にはたくさんの文（ふみ）が届いていた。 今日も母君が読むようにせっついてくる。楓姫は気乗りがしない。 そんな彼女に夜に一人の公達が訪ねてきた…

安倍　晴明のライバルと目され、民衆に慕われた、もう一人の天才呪術師・蘆屋　道満。 彼は女であり、清明の想い人だった。 「ねぇ、魔女の隠れ家って知ってる？」 「何それ？ …

主人公の蒼はある日昔のいじめられた経験が基で統合失調症を発症してしまう。 精神病院に入院し自分の病気を知り絶望するが、主治医から一冊の日記を渡される。 そこにはさまざまなエピソ…

日常アリ、戦闘アリ、ホラーはマジほんのり。 妖狐アリ、電脳ミニ、呪術もそれなりにアリ。 どこかにありそうで、どこにもない。そんな怪異みたいに異質な物語。

街外れ、寂れた骨董店黄昏屋 店主鴇(トキ)を訪れる一般人の手には負えない逸品たち。 黄昏屋を中心に巻き起こる現代ファンタジー！「さて、今回の品物は私を愉しませてくれるかな」

　大正末期の東京。男爵家令嬢柏崎史緒は十六歳。女学校では優等生を演じ、下級生に憧れられるも、二大進路の職業婦人も家庭婦人もどちらか選べず、ご令嬢方にもなじめないまま最高学年になっ…