「なのか？これ」を含む小説

　花売りの娘は驚きました。その国には、草花を愛でる文化がないというのです。これは花の美しさを伝えるべく、必ず売りに行かねばならぬと思い立ちました。 　その国には、嫌われ者の王様が…

18歳の高校生、水鳥あやが学校からアパートに帰ると玄関に郵送物が届けられていた。送り主は十年前に亡くなった父、研也からだった。なぜ亡くなったはずの人から贈り物が届くのか……

どこにでもいる等身大の女子高生、衣玖神サクラには人知れぬ悩みがあった。 「なぜ私の♂は授業中でも所構わず起立してしまうのか…？」 これは女子高生である衣玖神サクラと股間に在住…

何事も順風満帆な人生を送る中学三年生の聡一郎。 生きている意義を見出すために、人生で初めての家出を決行する。 そこで出会ったもう一人の家出少女、亜希。 何もかも正反対の二人…

　一話完結の短編集です。 　人にはそれぞれ、"魂の生き物"がついている。 そして、生きて、死んだ後は次の"生まれ変わり"まで、その生き物と共に"あちらの世界の家"で束の間の休息…

もしも異世界にブラック企業が存在したとしたら？ そこで働く雇用人は、何を考えているのか？ これはそんな世界の片隅で紡がれている、とある一平民の呟きである。

　かれこれ１０年以上前に史学の大学院（東洋史専攻）に在籍していたものです。 　最近部屋を掃除していたら、学内の研究発表に使ったレジュメの下書き原稿のデータが入ったＵＳＢが出てきた…

神様は異世界を作るうえで、色々と発生するバグに悩んでおりました。 なので、デバッカーを雇うことにしたのです。 これはとある、デバッカーの異世界転移物語なのであーる。 てけてんてん…

　突如襲い掛かる衝撃に私は前世の記憶を思い出して、今いる世界が『恋愛は破滅の後で』というゲームの世界であることを知る。 　しかもそのゲームは悪役令嬢を５００人破滅に追いやらない…

悪魔との契約は慎重に行うべきだ。もしこれから悪魔に遭って契約をすることになったらこれを忘れないで欲しい。

カクヨムコンの作品を書きながら、きっと作家先生方が既にお忘れになっているレベルのことを書いてみるチラシの裏第二弾 ……私、とっても、素人っぽい きっと多くの人の役には立たない…

その日、VRMMOはログアウト不能のデスゲームとなった。 日本史上最悪のテロとなりつつある事件で、犯人は、警察は、ネットは、社会はどう動くのか。 ――これが“現実”だ。

取材で、ある老人を訪れた「僕」は、そこで奇妙な物語を聞くことになった。 人形を作り続けた孫の「杏奈」は老人の前から突然消えた。 だが老人は語る。「杏奈はここにいる」 十歳の…

探偵の中でも最高ランクである『名探偵』になることを夢見る少年少女が通い学ぶ如月探偵学園。二階堂修也も『名探偵』の称号を持つ父、景嗣の背中を追い日々精進していた。 　 ある日、授業…

変わらない日常をただダラダラ過ごすだけ、時間さえ過ぎればいい 私とみんなの差は常に開いてる、時間なんて過ぎなければいいのに 交錯するはずのない思い、もし交わることがあるのなら…

私は天海燐菜(あまみりんな)。高校一年生です。 私立探偵の山野蛍介(やまのけいすけ)さんのもとで、弟子として探偵見習いをやっているのです。 十二月のある日、いつも通り『探偵事務所…

誰しもが好きなアイドルや俳優をコピートレースして仮想世界に入れる時代。 誰もが誰かのフリをして生きていける世の中で、ある人物のデータだけは仮想空間においてのコピートレースを禁じる…

昔から霊力の高かった有馬灯真《ありまとうま》は、妖怪やお化けなどのそういった類《たぐい》の妖が見えていた。 そして、中学最後の冬、大晦日の日。彼は雪の降る中同じ年頃の少女と出会う…

以下自主企画参加用の書下ろしです。 ※自主企画期間が終了したので、タイトル修正しました。 口説き文句　あおびょうたん杯 https://kakuyomu.jp/user_eve…