「昭和初期」を含む小説

夜の新開地で猫占いに出会う。 KAC2022 お題「猫の手を借りた結果」参加。

昭和初期の歓楽街、新開地で探偵を自称する男は、ある脚本家の愚痴を聞いていた。 KAC2022　第７回　お題「出会いと別れ」参加

昭和初期、西の歓楽街新開地を舞台に探偵が事件と出会う。 KAC2022 第６回お題「焼き鳥が登場する物語」参加

朝鮮のとある田舎の酒幕で洋装の紳士を取り囲んで村人たちが賑わっていた。そこに行商人が入ってきて雲行きが変わります。

雑誌の編集長・馬海松（まかいしょう）は原稿の受け取りに川端康成を訪問します。そして川端の贔屓の朝鮮の舞踊家崔承喜（さいしょうき）の話で盛り上がるのでした。

【まえがき的なやつ】 『料理研究家リュウジ×角川食堂×カクヨム グルメ小説コンテスト』への参加作品でしたが、落選したのでエブリスタの『新星ファンタジーコンテスト　料理/グルメ』に…

昭和初期、寺町駐在所に赴任してきた新米警官の明石和眞。 周りは神社とお寺だらけの寺町駐在所ではめったな事件は起こらない。……と思っていたが、なにやら呪いにまつわる困りごとが寄せら…

作家、蒼翅碧花が同居人ともども雲隠れしてから数か月。ある冬の朝、彼は自宅の庭で変わり果てた姿で見つかった。その傍らには一体の白骨死体が土から上半身を出している。一体この家で何があ…

昭和初期。一人夜の道を歩く「私」は路地で不気味な紙芝居屋に出会う。彼は妻を惨殺する紙芝居を不気味な口上をしながらするのだが……

時は昭和初期。帝都、石墻女学院。 乙女たちが集う学院の名物は、歌唱団〈金糸雀倶楽部〉。 宝石に因んだ称号と寮を与えられ、華やかな共同生活を送っている。 演芸場、式典、ラジオ。彼…

夜の散歩は捕物に巻き込まれててんやわんや。尋常五年生マサジの叔父も、あやしい仕事に手を貸しかけて、自転車であちらこちら。 ※「一」の続きです ※全61話 ☆2023年3月12…

昭和初期、夏の三国峠を登る二人の僧侶。雪国の面影はいずこ、真夏の陽気に過酷な旅路。どうにかこうにか歩を進めるものの、大事な用事のその道中、とうとう夏の暑さに当てられて？

声劇用台本です。 各種配信アプリにてご利用いただけます。 ご利用の際は、事後でかまいませんのでコメントまたはTwitterのDMにてご報告をいただけると嬉しいです。 聴かせていた…

昭和初期の仙台、10月のとある夜に散歩を決め込む楽士と市電車掌。 女奇術師率いるお伽歌劇千穐楽に行きそびれたことを惜しむ車掌の前に、ダンスホールの秘密、もと玉乗りの身軽な男装の娘…

　遠い未来、故郷に似た遠い惑星に入植した人類の子孫は苦労を重ねて、かつての故郷の前宇宙開発時代、大正から昭和初期に相当する文明を営んでいた。その田舎町の端の端に建つ民宿ヰト＝キヲ…

甲子園の長い歴史の中で、最も勝利し、優勝した学校が中京大学附属中京高等学校である。中京商業学校と呼ばれていた昭和初期の、数々の伝説と記録を残した１９３１年から１９３３年の３年間を…

昭和初期、若い兵隊が楽しそうにおしゃべりをしています。 ロウザンノマとは？ お読みになった方、ネタバレ禁止でお願いします（笑）

昭和初期、記者として中国の一大都市へ渡った青年、桐島英二郎。 異国の地で、年上の美女に出会う。高級娼婦だという彼女。アジア人ばかりのその港町で、金の髪と翡翠の瞳を持つ彼女は生きる…

木漏れ日溢れる、ちいさな団地の公園のベンチ。 コンビニのカップコーヒーと、ちいさな水筒で緑茶を飲むふたりの女性。 土地と環境が違うふたりの女性が若い頃、生きた昭和初期。 そ…

その屋敷では『庭師はどんな理由があっても屋敷に上がってはならない』という規則があった。 昭和の初め、叔父の紹介である商家で庭師の職につくこととなった緒方比呂（おがたひろ）は、屋敷…