「戦記 海軍」を含む小説

　一九四二年七月五日、日本海軍はその空母戦力の総力を挙げて中部太平洋ミッドウェー島へと進撃していた。 　真珠湾以来の歴戦の六空母、赤城、加賀、蒼龍、飛龍、翔鶴、瑞鶴が目指すのは、…

昭和十七年六月のミッドウェー海戦 日本軍は空母三隻を失いながらもミッドウェー島攻略を強行して占領する。 米海軍の空母戦力を撃滅したい連合艦隊司令長官山本五十六は新たに第七艦隊を編…

第2次世界大戦の終戦で解放を迎えた大韓民国は韓半島と周辺諸国の不安な政局に対する対応のために、米軍政庁の目を避けて空軍を空軍建設を画策する。 そのために旧日本海軍航空隊出身のパイ…

アテナイ軍から逃げて、スパルタに逃げ込んだ美貌の青年ティリオン。彼に恋したスパルタの姫に王宮に連れていかれ、閉じ込められてしまう。姫の兄クレオンブロトス王は、平和を望みながらもア…

　１９９９年８月、大東亜戦争を戦い抜いて戦後BC戦犯として服役した一人の老人が老衰のため、天に召されようとした時に不思議な事が起きて気が付くと昭和２０年代に戻ると共に姿形も当時の…

この世界を表す言葉のひとつに、「風を制するものが世界を制す」というものがある。 世界は、地中から吹き出る暖かい〈龍風（ルホウ）〉によって出来上がった、という通説を、よく表した言葉…

　「大英帝国はアジアの安寧と秩序維持のために六隻の戦艦を派遣する」 　予想を遥かに上回る東洋艦隊の戦力増強によって真珠湾攻撃は中止、帝国海軍は戦略の大転換を余儀なくされる。 　東…

　一九四二年六月、ミッドウェー海戦において日本海軍は赤城、加賀、蒼龍を失うという大敗を喫した。 　そして、その二ヶ月後の八月、アメリカ軍海兵隊が南太平洋ガダルカナル島へと上陸し、…

　帝国海軍を中心にその装備や戦術を改変することで史実とは異なった海戦模様を描く艦隊戦記です、たぶん。 　数話（短いものは一話）完結のショートストーリーで、各章に関連はありません。…

敵前逃亡を許さない大日本帝国で、奇跡の撤退作戦が実行される！ 読めない天候の中、司令官が下した決断とは?! ※ この物語は、史実を元にしています。

　大艦巨砲主義かあるいは航空主兵主義か。 　海軍内で起きた主導権争いは、だがしかしとある人物の心変わりによって主流派の鉄砲屋ではなく傍流だったはずの飛行機屋が勝利する。 　軍縮条…

架空の1939年、欧州大英帝国。 ロシア革命から始まった社会主義勢力の波は、いつしか差別の廃止と自由平等化の流れに変化し、女性たちが軍務に服するようになった。 そうして設立された…

任務を無事達成し、死んで魂になった俺（元帝国海軍大将高野九十九の魂）は、三本足のカラスらしきものに拉致される。 無理やり、条件を飲まされ転生することになった。 そして、その先は、…

　「合衆国は日本に勝ったが、合衆国海軍は日本海軍に負けた」 　米国の歴史家をしてそう言わしめる大立ち回りを演じた帝国海軍。その善戦の陰には七隻の巨大戦艦の姿があった。 　※日本勝…

近代化に乗り遅れた北方の小国・フェルゼリシア王国は強大な帝国、連邦に挟まれながらも中立国として平和な時代を過ごしていた。 王国歴216年、落ちこぼれ海軍士官のクルトは陸軍の要塞都…

MMORPG〈アースガルズ〉において史上最強クラスであった重課金プレイヤー〈キウ・ユト・モツマ〉。気ままにゲーム内で殺戮を繰り返していた成金クソ野郎。変態。 そして、そんな彼と…

１９４２年５月の珊瑚海海戦で日本軍空母部隊は米正規空母１隻撃沈、同１隻中破の戦果を挙げるが、戦略目標は未達成に終わり、戦争は長期戦に突入しようとしていた。 このような状況を打破す…

呉海軍工廠で艤装を終え、引き続き公試を終えた大型潜水艦イ２０１は、昭和１７年４月１日付で竣工し直ちに第６艦隊に編入された。艦長はもちろん艤装委員長を務めた堀口明日香中佐、副長は鶴…

シルクロードが海と化し、鏡像の幽霊船に世界の半分を奪われた世界。荒鷲達が覇権に手を掛けた海に、諦めの悪い屑鉄の城塞が反旗を翻す。 特急士官と称される特殊な海軍軍人の一人、有瀬…