「少しずつ 電車」を含む小説

「ようこそ、最果ての園庭へ。君で――1万7217人目の到達者だ」 ごおんという鐘の音が響き、どこまでも真っ白な空間の中、目の前には執務机についたどこか聖職者を思わせるような服装の…

クリスマスイブ。帰宅途中に大学の同期生と偶然隣り合わせる。その時、昔のわだかまりが少しだけ溶けるだろうか？　 Copyright(C)2021 Asako Nakatsu. Al…

女装してる男が目の見えない女性と少しだけコミュニケーションする話です。 作:鈴木無花果 三題噺の自主企画に参加いたします。 「電車」「定期券」「リップクリーム」

高校入試当日。電車に揺られていると、井之丸浩人（いのまる・ひろと）は、痴漢に遭っている女の子を発見した。助けに入った浩人は、痴漢の犯人を逃がしてしまうも、彼女から感謝される。 偶…

プレミアムカバー2020の青い表紙・銀河鉄道の夜を手にして、嬉しくて電車で読みながら作った小さなお話です。以前書いた庄屋姉妹の七夕から少しだけ物語を千切って貼っています。 もう…

※第28回スニーカー大賞応募中のため、途中までの公開となっております。 泉秀一は電車通学を始めた高校一年生。 おなじ電車で乗り合わせる同級生の氷南円に淡い気持ちを寄せているが……

生徒に制服があるように、先生も先生と一目で分かる衣装を来ていて欲しいなと思います。自分の教室でとてつもない権限を持っている先生が、例えば電車の中で、見知らぬ若者にバカにされてたら…

『丑三つ時に遮断機が下りる踏切』というものがある。 “私”は常人には見えないという幽霊電車を見る為に“彼”を連れて、そこへ訪れる……

主人公は、路面電車の運転士の仕事をしていた。 それは彼にとっては、ただ日々の糧を得るための仕事にすぎなかった。 だけど、そんな彼の繰り返すだけの日常が、二組の観光客と出会ったこ…

お茶会成らぬ座談会に出席したアリスは…… 知り合いの朗読劇にインスパイアされて帰りの電車で、一気に書きました。

少し地味な女の子、彩羽は新たな友達2人が出来る。 初めて出会った電車で、凛へのイメージは最悪だった。 同性愛の子、異性愛の子。 様々な思春期の女の子達が葛藤し、かつ、少し切な…

貴方が両手•両足・首・胸の中・頭の中に持てない錘を持って1人山形に帰って二年が経った。 その間も私達は時々時間を見つけては連絡をとり、たまに電話をしながら重いとても重い錘を軽く…

　英語を片言でしか話せない中年おっさんが転職試みたアキバ世界。昔オタクが電車男になりかけた後で戻った幻想社会。コンビニで買って書棚に眠っていたネーミング辞典片手に、幻想世界で見つ…

20歳の男子大学生、荒木優太は毎週水曜日に同じ電車になる女の子に恋をする。 しかし声をかけたその日に2人は事故にあい2週間前に戻ってしまう。 女の子と荒木優太は記憶を持ったまま、…

日々の通勤・通学に飽きていませんか？ 少し寄り道をすると良い出会いがあるかもしれません。

景色は変わる。たった４分の違いで。 いつも電車で見かけるめぐみさん。 いつもより４分長い１７分の乗車時間で、僕は少しばかり勇気を出した――。 ：：：：：：：：：：： 短…

大学四年、冬。 全てに嫌気がさした私は、電車の差し迫る線路へとその身を投げて飛び込んだ。 しかし、今まさに電車がぶつかるというその瞬間、なぜか世界の動きはぴたりと時間を止めてし…

【自宅の最寄り駅に着いても席を立たず、窓の向こうだけを睨んでいれば、いつの間にかこの電車はわたしを東京へ、ここじゃないどこかへ強引に連れて行ってくれるのではないだろうか。わたしは…

　高校に入学したばかりの「僕」は、行きの電車に乗っていた別の高校に通う「彼女」に一目惚れをする。しかし、名前すら分からない「彼女」と1日の中で一緒にいることができるのは、学校へ行…

手を握られた女性の話。 少しだけホラー要素はありますが、恐くありません。 ショートストーリーなので、少しの時間で読めます。 何かの合間にどうぞ！ 電車に乗っているときや、眠る前や…