「声 深夜」を含む小説

深夜０時。 顔も知らない二人は音で繋がる。

　死にたい。そう思って高台にある公園から飛び降りようとすると、後ろから人の声が聞こえてきて、躊躇ってしまう。　 「あー……取り込み中？ 　この時間にこんな場所に人来るとは思わない…

#呟掌 を元に掌編小説を書きました 真夜中の駅は心細くて 汽車が来てほっとした 客車には僕ともう一人 声を掛けられて隣に 「そろそろだね」と彼 隣を見れば母さんがいた 「君を迎…

おやすみまでの小噺

深夜に作っている台本なので、つじつまが合っていない事が多いかもですが、、、

静かに月を眺めたいのに、話しかけてくる声のせいで集中できない人の話。

ある日の深夜、主人公修介の元に一本の電話が入る。知らない番号に恐る恐る電話をとれば、聞き覚えのない男性の声だった。戸惑う修介に電話口の男性は「俺、今から死ぬんだ」と告げる。 七…

【KAC2021　５回目のお題「スマホ」の応募作品です】 「お客様のご要望に応じてスマホの貸し出しを行っております」 やけ酒をして深夜に歩いていた高橋に、女がそんな声をかける…

誰かの声に誘われて、深夜の屋上へやって来た青年。 足も手も自由にならず、勝手に動いてどこかを目指している。 裸足で暗闇を見つめる彼に起きていることとは……

オウル……主人公。人工衛星を人が住みやすいよう整える「宇宙移行士」 クレイン…オウルの友人。新たな星を目指して旅立った「宇宙飛行士」 ☆深夜に叩き起こされたオウルは、吉報を目指…

この街には数年前からある噂が立っていた。 深夜零時、鐘の音と共に母を探す声が聞こえると。 その翌朝には必ず女性が亡くなっている……。

まぁだいたいタイトルどおり。とある男がコンテスト応募作品を全部読んだ結果。 全部読んでるから感想等は欲しければ気軽に声かけてくれればいいさ。 分野的に現代ドラマとしている理由…

とある高校に通うちょっと夢見がちな女子高生、「逢魔 優」。彼女の平穏な日々は、ある事件を境に崩壊した。 人々が寝静まった深夜、雨の日に必ず現れるという「怪魔ブラッドレイン」…

「交換日記をしてください」 もうバスなんて走っていない深夜、帰り道の古いバス停に、いつもいる彼女へ、唐突に告げた。 目を丸くして、驚きながら彼女は、大きく首を縦に振った。綺麗な黒…

田舎から転校してきた高校生、越尾拓史（こしおひろし）。 ふとした時に見かけた深夜アニメをきっかけに、「声優」というものに心惹かれていく。 トークショー、お渡し会にラジオ、特番！…

就活の現実逃避に深夜の公園を訪れていた青年は、ある日幼い女の子が砂場で遊んでいるのを見かける。心優しい青年は彼女を心配して、声をかけてしまう――― ＊人によってはかなり嫌な表現が…

　声を失った歌姫、足を潰された陸上部のエース、背中を溶かされた幼女、輪姦された令嬢、薬指を切り取られ指輪を奪われた少女、胸を焼かれたモデル、腕を削がれたいじめられっ子。 　かつて…

蝉の声がふる。ぴかぴかに眩しい、真夏の真昼。 万引き犯の少年が三人。たむろしている。 ろくでもない。 少年たちを捕まえにくる大人が、あなたであり、俺だ。 その子どもたちは、深夜…

晩冬。黄昏時。 あなたがわたしの名前をそっと宙へなぞる。 「かおり、」 上気した頬は今この瞬間、わたしだけのものだ。 「証を刻んでも、いいですか」 いいよ、と掠れた声でわたしが頷…

深夜1時に郵便受けに何か届いた、アパートで一人暮らしをしている私は、それを手に取ると、ドア越しに声が聞こえだす……