概要
記憶のない僕は深夜、汽車に乗る。そこには行く当てのない少年がいて……
#呟掌 を元に掌編小説を書きました
真夜中の駅は心細くて
汽車が来てほっとした
客車には僕ともう一人
声を掛けられて隣に
「そろそろだね」と彼
隣を見れば母さんがいた
「君を迎えに来たんだ」
母さんの掌を取ると眠くなって
「お別れだよ」
彼が言うと僕は眠ってしまった
「先に行って待っててよ」
彼の言葉は聞き取れなかった
真夜中の駅は心細くて
汽車が来てほっとした
客車には僕ともう一人
声を掛けられて隣に
「そろそろだね」と彼
隣を見れば母さんがいた
「君を迎えに来たんだ」
母さんの掌を取ると眠くなって
「お別れだよ」
彼が言うと僕は眠ってしまった
「先に行って待っててよ」
彼の言葉は聞き取れなかった
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?