「カーテン」を含む小説

第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト　俳句の部　二十句連作部門 ※作法など分からずに詠みました。ごめんなさい。

家族を亡くした。名前を忘れた。毎日を無気力に過ごしていた人魚の少女。彼女は『リティス』と呼ばれていた━━━━━。

私、佐伯千鶴。地元の中学校に進学するはずが、なぜか私学の中学校で、美男美女があふれている血盟学園に入学させられちゃった！ でもなんだかこの学校、ちょっとオカシイ！？ 昼間は学校も…

中学一年生になったばかりの未来(みくる)はある日、学校終わりに立ち寄った見慣れぬ店を通じて夜の存在しない異世界に迷い込んでしまった。 刺繍屋「夢のとばり屋」の店長が言うには彼女…

肉食と赤ワインをめぐる男女模様、新作エピソード追加 あまり知られていないことだが、大阪を流れる淀川の支流に寝屋川がある。そのほとりに隠れ家なイタリアンレストランが佇んでいる。 …

※ネタバレ注意 ・キャラクター設定 ●斉藤《さいとう》広樹《ひろき》　男性　十三歳 　犬名は「ブルベイグ・ダルリアハント」通常「ブル」。 　中学一年生。地方都市の県庁所在地出身。…

ある夜に心霊番組を見ていた私と友達の話。

何となく、眠れぬ夜に、ひとりでカーテンの隙間から外を眺めて人間観察する女の所感。 ※小説家になろうにも投稿していました。

新しい日本語が爆誕したので、猫好きな人はぜひ使ってほしい。

長年汚部屋に住みながら、ゴーストライターとして仕事をしていた、「福富 聖」。同居は通称G(ゴキブリ)。 自分の思い描くラブストーリーの小説を原稿用紙に手書きで書き、商談社の渡辺…

僕の家の隣には面倒臭い五歳年上の幼馴染が住んでいる。その人は友達がいないので深夜でもかまわず僕に通話をしかけてくる。 本日、カーテンの向こうで奇妙にクネクネしながら彼女が僕に通話…

「ユニコーンは処女の娘に近寄って来るんだって。だから、私には捕まえるチャンスがあるんだよ」 朝顔の緑のカーテンの日陰で君は笑う。 「……そう言うの、男に言うのやめて」 でも…

宇宙の存亡をかけて戦う『ひとりの勇者』がいた。 彼は、宇宙を守るため、外宇宙からやってきた『悪魔女』と呼ばれる、強大で巨大な悪意の塊と、宇宙で激戦を繰り広げていた。 そしてその場…

目をひらくと、視界に写る病室の天井。もう長い間、僕はこの景色しか見ていない。 「そろそろか。思えば、悪くない人生だったな」 病室の窓から入り込む風を頬に感じながら、そう思った…

登記制の古い図書室の話

【近況ノートでイメージイラスト・挿絵など公開中。挿絵のみの閲覧も歓迎！】 1990年代、四国の田舎町… 高校デビューしそこねた「まじめ地味キャラ」ミフネは、友達もできないまま１…

【カクヨムコン8参加作品】 ある日突然、吸血鬼に俺はなった。『そんな馬鹿な！』と言いたいが、これは真実だ。どうやら腹ペコで陰キャのキョドり吸血鬼が空腹に耐えかねた挙げ句の犯行らし…

ある日差しの強い昼、俺は仕事の無い休日に部屋の分厚く黒いカーテンを閉め切って、ぐちゃぐちゃの敷布団の上で動画やゲームなどをしていつもと変わらない休日を過ごしていた。 俺「お腹も空…