「現代 ドラマ」を含む小説

就職活動中の男は書類選考段階で落ちまくっていた。どうせ落ちるなら一社くらいふざけて書いてやろうと思った男は、これまでの経験をもとにつらつらと書きだしていく。

家、学校、塾を順に回るいつもの生活から抜け出したいと思った少年は街の外に出てみると、街の外はいろんな大人のいる世界だった。 隣街のもう少しだけ向こうに行くだけの冒険物語。

様々な『恋』の１シーンを描いたオムニバス短編集。（一話完結。縦読み推奨） ＃01「本当の幸せ」 ＊中田雅紀（28）プロのバーテンダー。ゲイで、友美の幼馴染。 ＊川井友美（…

大学時代のサバサバ女子から「人生の相談がしたい」と連絡が来た。俺は、大学時代、普段は男勝りな正確な彼女がベッドの上で女らしくなることを妄想してばかりいた。俺はその妄想が現実になる…

クリスマスの次の朝、家の外に黒ずくめの男の遺体が発見された。 その家に住む女の子は夜に見た黒影をサンタだ！と証言した。 現代ドラマ短編です ※冬の足音から改名

フィクションかもノンフィクションかもしれない草子。 気まま過ぎる更新で、毎日書くかも不明。

生きる希望を失ってしまった主人公は1匹の鳥と出会う。一冊の本が奏でる短編小説。

私の名前は宍戸 崇。４５歳の銀行員だ。 仕事は大手銀行である丸の内銀行の兜町支店で副支店長をしている。 正確には「だった」というべきだろう。 どうやら私は死んでいるらしい。幽霊…

全３話。 最近妙なことがあって、ずっと気にかかっていた。占い師に導かれてある質屋に足を向けたところ、店員は砂の入っていない奇妙な砂時計を持ち出す。どうやらそれは過去が見えるらしい…

『十年後もお互い独身だったら、結婚しよう』 そんな、どこかのドラマで見た様な約束をした私達。 けれど十年後の今日、私は彼の妻になった。 ……そんな二人の、式後のお話。

個別指導塾の教室長である俺は、アルバイト講師の藤崎に思いを寄せていた。バレンタインにチョコをもらったことがきっかけでお礼に誘うが、やんわりと断られてしまう。しかし、それにめげずに…

世界を崩壊させた七年間に及ぶアポカリプス戦争。 それは人々から人間性と尊厳を奪い去っていった。 生き延びるためには手段を選ばぬ悪鬼と化した人の内に、希望と呼べる何かを見出すこ…

私の妹である美琴は、学校に行かなくなってから自宅に引きこもるようになり、配信者としての活動を始めた。やがて、彼女はVTuberの『天羽ソラネ』として人気を博すようになった。 一…

私はかつて、大学三年から三年間大ちゃんと付き合っていた。誠実な人柄の大ちゃんは勉強熱心で、常にビジネス書を読んで仕事に励んでいた。でも一向に仕事が上達しない大ちゃんに見切りをつけ…

地方から出て来た二人が知り合って複雑な我が家をとにかくどうするか、と云うサスペンス風でもありファンタジー風でもある恋愛現代ドラマです。

「菊の花が綺麗だねえ」 　じいちゃんはいつも通り、穏やかな声色で言った。 　そんなじいちゃんが見つめるのは、自分の為に飾られている菊の花だった──。

主婦の乾さんと岸辺さんは同じ団地であるが、決定的に違うことがある。それは一軒家持ちか県営アパート住みかということである。この違いによって両者の間に激しい火花が散るのである。

雅紀は自らの親友である洋文の恋人、詩織に大学から離れた喫茶店に呼び出された。 用件を聞いてみると、彼女は自分の友達からもらった画像データを雅紀に見せる。 そこには雅紀の彼女である…

ピエロは常に笑顔でいる。　そして、少年から聞かれる。　どうしていつも笑顔でいられるのと聞く？　ピエロは楽しいからと答える。　どうしても辛いときあったらどうすると聞かれる。　そうし…

全日本吹奏楽コンクールには課題曲ドキドキ自由曲が有りますが、どんなに素敵な曲でもかつての課題曲ヲ自由曲として選ぶ事はタブーのようです。曲の採点基準が高過ぎて並大抵の事では金すら難…