「短編 友情」を含む小説

　停滞者したままの少女の日常に挟まれた、転機となる一日。

　舞台は、ヴァンパイアが跋扈する世界。 　ゼスは、１２歳で家を飛び出し、長じてヴァンパイア･ハンターとなった青年だった。 　ある村から依頼を受けてやってきたが、件のヴァンパイアと…

7月某日、まだ梅雨の明けない小さな村での花火大会。そこで友人に伝えたかった事は、ただ、ひとつだけだった。 2人の少女が描く一夕の物語。

＊拙作『twinkle,twinkle』の続編です。前作も読んで頂けると、幸いです。 私はある日、仕事が終わってマンションに帰った後、ジョギングに出る。近くのコンビニへと立ち寄っ…

仲良し3人組の好きな相手が、同じ！？ ごめん、俺やっぱ───。 席替えが運命を決める。 そんなことは、ありませんか？ 気になっている子、好きな子。奇跡的に隣になれた、とか。 席…

あなたが夢見人（ゆめみびと）となり、主役を演ずる夢舞台。 夢住人（ゆめすみびと）があなたを取り巻き、舞台を盛り上げる。 夢守人（ゆめもりびと）があなたの夢舞台を警護する。 …

いつもと違う駅で降りた天本は、立ち寄ったコンビニで旧友の竹本と再会する。それから、二人は酒を飲み交わし、お互いの近況を語り合った。次第に将来の夢の話になり、竹本の画家になりたいと…

愛知県立龍城高校野球部――ここには、様々な思いや目標・野望を秘めた球児たちが集まる。 高校球児の夢舞台・甲子園を目指しながら、彼らは競い合い、ぶつかり合い、切磋琢磨し合い、突き進…

高校陸上部に所属する槙と克也の、友情ストーリー。高校から陸上を始めた槙には、胸に抱えている切ない事情があった。ノンビリとした顔の裏に、何が隠されているのか。ふたりのココロの動きに…

放課後のファーストフード店、あてどない僕たちのかわす会話はいつも、どこか本心を遠ざけているようで。 高校生の男の子二人のある日の一場面

引っ越してきたばかりの亮介は小学校３年生。 まだ友達がいません。 寂しい思いをしていたある日、パパと一緒にアンティーク家具の お店に行きました。 そこで出会ったのは。。。

社会人一年目の玉岡芙由は、会社帰りの電車の中で、高校生時代の同級生・清野小静と再会する。 しかし、孤独な学生時代を過ごした芙由が、密かに崇拝していた孤高の小静は、あの頃からすっか…

とある出会いと奇妙な関係を語る「虹」、とある少年が気づいてしまった「ひよこがトマトになった日」、わからないものが多いことばかりをわかっている少女を描いた「彼が見つからない」。たと…

クラス会。 久しぶりに高校時代の友人たちに会うことになった。 そこで会話に出てくる『アイツ』の話。 アイツとは一体誰？ 日常の中のひとコマから始まるちょっと不思議なお話・・・…

「リーンは『恋』をしてみたいの？」 　阿保でお人よしな男の親友、アルトから言われた言葉だ。 　ある日を境に『恋』とは何かを悩み始めるが、それが”何か”分からない。私の心を私以上…

瓶を集める女の子のお話。 自らを自嘲気味に回想する主人公は、友人からの報せに何を思うのか。

　今市信夫は自称役者の３０歳。 　よく晴れた午後の陽の差さぬ部屋で信夫はひとりうずくまる。 いとしのあの子の未来のために、前代未聞の首吊り自殺の実況中継を試みている。 　そんな信…

苦労知らずな飼い猫のクロと、毎日必死に生きているネズミのアッシュ。ある日、生活に大きな変化が訪れて……

コバルト短編新人賞もう一歩に残った話です。 自分のほんとうの気持ちはそのときにはわからないし、 いつだってあとからわかることばかりです。 はじめて書いた百合ものです。よろしく…

自分の想いを伝えぬまま好きな人に彼氏ができてしまった僕と、その際にできた心の傷に容赦無く塩を塗り込んでくる三枝さんとの２月１４日。