「宮」を含む小説

【女はよく嘘をつく】そう思いながら人生を過ごしてきた高校二年生の木原。数々の嘘をつかれ、人間不信になってしまう。そんなある日、同じ菓子部である男友達のユウスケと後輩女子の未来と部…

人の誰もがもつ『ストレス』。 それはその人の全てを物語るもの。 俺、小野宮 陽町には、“それ”が見える。 そのストレスは、俺に恋をさせてくれない。 これは、そんな俺の恋愛ラ…

その夏、日照りが続いて畑はひび割れた。村長は幼い姉弟に山神さまへの遣いを頼んだ。遣いなどというが、実際は贄だ。身体の弱い弟を庇い、姉は供物と共に輿に乗る。 山の奥に待っていたのは…

昭和の春、安井金比羅宮に女学校の友人と共に訪れた14歳の鈴。そこで彼女は、暗い藤色の瞳をした女と出会う。花房と名乗る彼女の首には、首くくりの縄目のあとがあった。無垢な娘と死を願う…

カクヨム誕生祭史上最も忙しい刑事、髭宮は通報を受ければすぐにその現場に直行する。 え、カクヨム神社じゃなくて先にこっち？　Uターンを繰り返し、いくつもの現場へはしごする。 時系列…

「この中に、真犯人がいます」 カクヨム誕生祭、テーマ『最高の祭り』にて殺人事件が起きた。 容疑者をひとまず集めて、筆者史上最高に書きやすい刑事、髭宮が謎を解く。

「アンタ、何が楽しくて生きているの」 　遠野宮アリルは私にそう囁く。 　数少ない悪性促進因子混入者、悪なき世界の住人である私はアリルと次第に関わるようになる。 「#殺伐感情…

卒業式の日。俺、赤宮那月は人生で初めての告白を受けた。 お相手は男子の学内人気投票一位の蓮咲恋詠。俗に言う、学園のアイドル的存在の美少女だ。身長こそ低いものの、それ以外は完璧。モ…

青空の下の公園で殺人事件が起きた。 部下の小早川が言うには、これはれっきとした「密室殺人事件」らしい。 最新技術を味方につけ、髭宮と小早川は事件に立ち向かう。 時々現実逃避もす…

　『源氏物語』の女三宮の視点で書いた短編です。一般的に彼女のような女性は、六条御息所同様あまり肯定的に捉えられることがありません。しかし、六条御息所の嫉妬心がまだ共感できるところ…

東京都練馬区で、指を切断され口内に詰め込まれ首を釣っている遺体が発見された。立て続けに起こる猟奇殺人。そして、かつて朝霧から報告のあった不可解な血だまりが、その最初の現場の前にわ…

鳴宮悠斗は嘘つきである。これはそんな嘘つきの噓みたいな物語だ。

　春から二年生の安川旭は、同級生で学年一の美少女、乙宮春香に憧れを抱いていた。そんな乙宮と同じクラスになれて喜んでいたのも束の間、学校一の戦闘力を持つと言われている浅沼由乃に、乙…

世間に認知された4種類の力『超能力』と、世間に認知されていない無数の『異能力』が存在する世界。記憶を失った少年、伏宮　倫を中心に、流れは廻っていく…

道路ではねられそうになっていた猫を庇って死んだ私（涼宮愛花）は、 女神の交換提案によって＜女神＞として転生することになった。 そうして人間から女神に転生した直後、将軍ギルバートと…

『もののけ』とは、幽霊や妖怪などの人外の者の総称であり、それらを討伐・使役・共存する者を『もののけもの』と呼ぶ。 高校入学と同時に、『もののけもの』の世界に足を踏み入れた染宮時（…

『七瀬 凪（ななせ なぎ）』は、親戚の巫女『月乃宮 月音（つきのみや つきね）』の実家である神社で共に暮らす高校一年生の少年。彼は小さい頃に出逢った思い出の女の子と再会するため、…

　宮華菫、新潟県のとある街に住む小説家の女の子。めちゃかっこいい彼氏がいる。性欲が強い。それくらい。

賞金十億円を掛けた「ミステリーゲーム『白鳳邸殺人事件』」に招待された「私」は白鳳家長女【姉】白鳳マリアの役割を与えられ、参加者と面々と邂逅を果たしてゆく。白鳳邸執事兼ゲームの審判…

以前書いた小説を発掘し（？）供養のために（？？）にアップします。 ところどころ、意図せず身体及び精神障碍者に対する偏見を助長しかねない部分があるかもしれません。 気分を害されたら…