「変わった 短編」を含む小説

　これは、文明が激変した世界で生きる、彼らの手が届く範囲で頑張る物語です。 　ソ連の崩壊。携帯電話やインターネットの普及。 　文明の変化に僕らは触れてきたし、これからも触れるで…

見る方向を変えてみるだけでも、意外と見え方って変わってきますよね。

視点が変わっていく短編となっております。各視点ごとに想像を膨らませながら読んでいただくと、よろしい塩梅になるかと思います。 暇な時間に一読お願いします。

幼なじみの少女、佐里は、 ある日を境に “正直者” になった。 正直者で嫌われ者の少女が抱える、たったひとつの秘密。 それは、彼女が幼い頃に交わし、守り通すと決意した「約束」だっ…

チリリン、チリーン。周りの風鈴たちが気持ちよさそうに歌っている中、一つだけ歌えない風鈴が。その風鈴の元に、一人のお客さんがやってきます。 改訂稿は、自主企画『短編限定実験企画：…

これは本が好きな普通の少女、山中陽子が、ちょっと変わった恋愛をするお話。 ※この小説はなろうやPixivにも投稿しています。

主人公、千葉慶大はあの時から変わってしまった。性格も運命も何もかも。それから、少したって。ある少女との出会いが千葉慶大の止まった時間を動かすきっかけを与える。しかし、それは儚く、…

定時後の職場で帰宅前に私物のコップを洗おうとして自分の名前に思いをはせる。

生きていれば必ずいいことがある、なんて、生きていていいことがあった人が言うセリフでしょ？ 月森はいつ見てもやっぱり綺麗だ。

秋の夕暮れ、学校の屋上。 私が出会ったのは少し変わった人だった。

青瓢箪さま自主企画『ミシンと洋傘と手術台』三題噺　二万字以内のために書いた短編小説です。 同じタイトルで短歌もありますので、興味のある方はご一読ください。 イトシの家は繕い屋を…

詩麻は高校二年生。野球部のマネージャーをつとめるがんばり屋。 県大会が終わり夏休みを満喫していたことろ、主将の本宮くんから緊急連絡が入った。一年生部員の磯田くんが骨折で入院したと…

俺はスンスンと鼻を鳴らした。 冷たい身を切るような風はいつの間にか身体を優しく包み込むような暖かな風に変わっている。その風に乗って微かに甘い花の香りがした。 季節を感じながらの散…

ある日、友達の沼津夏緒の名前が厨二病めいたイタい名前に変わってしまった！ だけどみんなは当たり前のように夏緒のことをそのイタい名前で呼んでいて、 夏緒の本当の名前が夏緒だって気が…

「狂っているのは私なのか、それとも世界なのか」 荻原シノが夏バテから快復し二日ぶりに高校を訪れたとき、まるで様子が変わっていた。 黒ギャルになった優等生、左腕だけ異常に大きくなっ…

Twitterで「夏だ、同じテーマで短編を書こう」を企画。 かき氷をテーマに三人で短編を持ち寄りました。 １――夏の呪文 by 鮎 大好きな喫茶店のお姉さんにとある呪文を言い…

女子高生のエル子さんは、少し変わった耳をしていた。 とがった耳、いわゆるエルフ耳をしていたのだ。 エルフ耳の彼女をハプニングが襲ったり襲わなかったり。 ノリと勢いだけで学校生活…

主人公の仕事はプロレスの相手をする事。プロレス好きなお客さんの指名を受けて夜な夜な対戦に赴きます。プロレスを巡る一風変わった短編です。

　彼女の名前はフランドール・マーブル。魂の器としての肉体を研究する魔法術士、“継ぎ接ぎのマーブル”の１７代目の当主だ。黒く艶やかに輝く髪と、眼窩と同じよどんだ薄茶色の瞳。そして一…

　一人の不死身の王子の物語があった。 　王子の傍には常に綺麗で可愛らしい姫の姿があり、そうして姫の姿形は常に変わっていた。次から次へと姫を変える、そんな王子はとんでもない浮気者だ…