「短編 現代ドラマ」を含む小説

緊急事態宣言が発令された日本では自宅にいる時間が増えた。 幸助は保育園の生活を楽しんでいたが、それ以上に家にいる時間が増えてうれしかった。 ５歳の幸助にとって家にいる時間が長くな…

新型コロナウイルスの影響で、会社が一時帰休に。 製造会社に勤めて30年。 だけれど、私には、一時帰休でできた時間にやることもない。 この機会に家族とコミュニケーションを、という…

東京に溶けていく僕を救ってくれた彼女。

自粛期間。 ならばstay dome！ かまくら作りのすゝめ、永久保存版(知らんけど)。 これが私のおうち時間。ソーシャルディスタンスは万全です。

　普通の生活をしていたぼくは、親友である成安の最後に立ち会えなかった。 　だから後悔を胸に必死になってその幽霊を探す。 　悲しみを受け入れ別れの言葉を告げると、ぼくは前を向いて人…

女の裏は男のそれより黒く、甘く、とろりとした蜜で満たされている。 その蜜は女にとって最高の毒。 自分を満たす為に女は今日も毒を掬って浴びる様に飲む。 その先にあるのは…… …

去年はこういう方が沢山いらっしゃったんじゃないかなぁ、と思いながら書いてました。 この前まではSkypeくらいしかなかったのに、いつの間にかZoomやらTeamsやらで飲み会やっ…

昔、名前も知らない誰かに命を救われた。 僕は、僕にとって英雄になったその人みたいになりたくて今まで生きてきた。 なのに、どうしてこうなったんだろう。

主に現代ドラマ、恋愛、ファンタジーを集めた短編集です。 気に入っていただける話が一つでもあれば幸いです。 不定期更新です。

藤崎心美と藤崎綾乃。同姓であり、家も隣同士だった2人は嘗て誰よりも親しい親友だった。しかし、心美は次第に綾乃に対し嫉妬心を抱き、疎遠になっていく。そして、悲劇は起こる……。

同級生の桐生景虎君は、悪い人ではないけど適当なことを言って相手を煙に巻いてばかりの、人となりがよく分からない不思議な人だった。 ある日私は、彼が廃部になったスケート部の部室の鍵を…

百合

『✕』１ 『✕』印は、コンテストに落選した作品の刻印です 一生に一度、書けるかどうかの一話完結の作品です ※例えるなら、短刀専門の刀匠が生涯に一度だけ作った名刀『一期一振』…

ある日、大洪水が一家を襲う。家は壊され、濁流に呑み込まれた家族に、近所の動物園から脱走した虎が襲いかかる。混乱の最中、姉が発した言葉と洪水で家族は糸も簡単に崩壊した。現代の家族の…

大学生の「俺」が、ストーカー被害に悩まされる話。

最近隣の家に引っ越してきた浩平という男の子。いつも暗くて俯いてばかりのその子と仲良くなりたい私は、贈り物を贈ることを決めた。 だって、もうすぐバレンタインだから。

文字数4201の短編です。

とにかく仕事で疲れた私に癒しを提供してくれるような男子高校生が書きたかった。

心の中に「サタン」がいる少年、カナタ。彼は夜を知らない。「迷惑な」自己との対峙、周囲との摩擦、彼は一つ自分を知る———