「一本だたら」を含む小説

高校時代、よく彼女と二人でテスト勉強をしていたファミレスで、 僕は一冊のノートと一本のペンを見付けた。 そのノートにはそのペンでしか文字が書けなくて、 しかも書けた文字は誰にも読…

カクヨム３周年記念選手権 ４日目 お題「紙とペンと〇〇」 　わたしは〇〇に魔法を入れます。 少年の手に託されたのは一本のペンと五枚のルーズリーフ。 『この紙に付随のペンで呪文と…

　男が目を覚ましたとき、目の前に美女がいた。うれしいことに彼女は、はだかだった（男も同じだったが）。しかし喜んでばかりはいられない。二人はせまい部屋の中に閉じ込められていたのだ。…

老竜オーケビョルンは山中の洞窟にて、石板に爪で文を刻んでは、懇意にしている人間の研究者マルクスの元に持ち込む日々を送っていた。 ある日オーケビョルンは、マルクスが紙にペンで書き物…

目の前に、一枚の紙と一本のペンを用意しなさい。そして、あなただけの作品を創り出そう。 《カクヨム3周年記念選手権～Kakuyomu 3rd Anniversary Champi…

中学２年生の最終日、秋川　翔は一世一代の決心をして伊藤　楓に告白をして、何とOKをもらう。しかしその喜びもつかの間、突然二人は異世界に飛ばされてしまう。目を覚ました時、二人は剣を…

高校1年生の5月。4月に引っ越してきたばかりの戸塚翼《とつかつばさ》は町を散歩していると、一本の大きな松の木の下で、高校3年生の小宮花華《こみやはなはな》と出会う。そこで翼は花華…

　シヴァリー、それは主に騎士道を指し、時に武士道としても使われる言葉である。 騎士道と武士道、両者はどこか似ている。強い精神をその根底に感じる。 　だが、士道は魔法使いが支配する…

オカルト研究会の一人が向かったのはキャンパスのある県から隣の県に向かう国道を少し進んで一本入った道にある旧おばけ屋敷。この建物には「不幸鳥の怪人」と呼ばれる何かがいた。

とある夏の夜。 主人公は町外れの廃工場で黒服たちに襲われた。 自分は逃れられたが、幼なじみと妹は捕まり、今しもむごい目に遭わされようとしている。 そんな主人公に、救いの手が差し伸…

ここにいると、若者のみなさんがプロ作家に憧れる熱を感じることが多々あります かく言うわたくしも、そういう想いを強く抱いた時代もありました 筆一本で喰ってゆく そういうのに、猛烈に…

　ここは代々木の体育館。 「一本！　それまで！」 　剣道の大会が行われていた。 「カッコイイ！　私、強い人大好き！」 　クラスメートの猿野楽子と代官山男は剣道大会を見に来ていた。…

続編「大人になった君とぼく」 日本語字幕あり http://youtu.be/gIN1aSsn06w 字幕なし http://www.nicovideo.jp/watch/s…

この物語は、魔王を倒し世界を救ったあとで持て余したチートスキルを欲望のままに振るい、現地ファンタジー世界住民を苦しめ続ける異世界召喚勇者たちに立ち向かう、姫騎士マリー、大魔王の孫…

友人からの電話。そして起こる夫婦の危機。男は一人コブシを握りしめる

　街の図書館が今日で閉館になってしまう。 　最後の日は、残っている本を好きなだけ持って帰る事ができる。 　私は最後に借りる本を探すために、図書館に向かう。 　私が見つけた一冊…

【夢月七海さん主催「同題異話・一月号」参加作品】 「三歩激突」という必殺剣を会得した、少年剣士。 彼はバトルより、図書委員とのロマンスが優先な健全男子である。 だが、彼は不幸体…

愛と裕子が暮らす家には、一本の棒があった。振るとお金が出てくる棒を、 愛は嫌悪し裕子は慕った。この棒のない世界を、少女は棒と共に歩む。 ※性描写ありとなっていますが終盤だけです。

高校1年生になったばかりの「佐々木梨花」は、父と母との３人家族。単身赴任で隣町に仕事で出ている父と専業主婦の母。特に何も考えないダラダラとした生活を望む梨花。そんな佐々木家に一本…

麻倉ヨシカゲは退魔師である 退魔師とは文字通り魔を滅する存在だ 彼にとってそれが生業であり、彼の存在意義でもある 彼はそれ以上にもそれ以下にもなれない 今日も退魔師の元には様々な…