概要
そのノートには、何も書けなかった。
高校時代、よく彼女と二人でテスト勉強をしていたファミレスで、
僕は一冊のノートと一本のペンを見付けた。
そのノートにはそのペンでしか文字が書けなくて、
しかも書けた文字は誰にも読めなかった。
「これってもしかして宇宙人の贈り物かな?」
と言って笑った彼女の顔を、僕は今でも覚えている。
僕は一冊のノートと一本のペンを見付けた。
そのノートにはそのペンでしか文字が書けなくて、
しかも書けた文字は誰にも読めなかった。
「これってもしかして宇宙人の贈り物かな?」
と言って笑った彼女の顔を、僕は今でも覚えている。
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