「いるもの」を含む小説

誰しも心にもっているもの。 現れては消えて、また現れる。 けっきょく消えないものかもしれない。 それでも一息つけるなら、少しは楽かもしれない。

よくある話、産まれて物心つく時には隣に羽斗吏がいた。 何をするにも私と羽斗吏はいつも一緒。 思春期で話さない事があっても双子みたいに互いが気になり必ず見ているもの。 いつの間に…

断捨離でなにか１つを失うと新しく１つが手に入る。 自分に一番向いているものを探すために失い続ける。 あるとき、なんとなく続けたくなるものが見つかると……？ ↓前回の投稿↓ …

「ここはどこ、俺はだれ？」 “彼”は記憶を失っていた。 覚えているものは――、“ひとごろし”の技術だけ。 剣と魔法が支配する幻想的世界＜ファンタジックワールド＞を、 自分の過去…

——名作と呼ばれるホラー作品やミステリー作品には、しばしばその作品を象徴する強力な「アイコン」が存在します。「ホラー要素」や「ミステリー要素」に強いインパクトを持たせることも意識…

周りと変わらぬふつうな毎日を過ごす自分と もう一人の不可解な自分 この不可解な自分は、なにかから抜け出そうとしているようだ…。 その抜け出そうしているものを見つけた荒木(主人公…

考えというものは日常のひとつひとつにこびり付いているもので、爪でやってもうまくとれず、ごみのようなものになってしまうと思うから、それならかえって、そのまま書いていこうと思いました…

名家に生まれたベロニカは、騎士を夢見る少年ロトに出逢う。 彼の夢を応援していくうちに、彼に魅かれていくベロニカ。 しかし、彼女の想いは周囲の人間たちとの関係によって歪められていっ…

VRMMOの世界で、俺は「助けて」という声を聞いた。その声はゲーム内のバグだと公式から発表されているものだった。だけど、俺は……、それがあまりにも必死だからバグだったとしてもその…

これは、あくまでも日記の代わりとして記しているものです。 それ以上も、それ以下でも、ありません。

「朝日を守るために来たんだよ」 　何と、夢で逢ったとてもカッコいい男の子が現実にやって来ました。私の目の前に。 　上条朝日、15歳。この春から、海陽学園の高校一年生です。 　…

コンクールで、演奏した曲から勝手に想像して作った作品です。 ※ミリオタ吹奏楽部員が個人的に解釈した内容です。ご注意下さい。 平成26年、津軽海峡に侵入した潜水艦と最新鋭護衛艦『…

ふたつの異なる視点から描かれるひとつの情景の捉え方の違い。あなたが見ているものと私が見ているものは本当に同じ事象として認識されているだろうか。

ニコとニカは森に住む女の子 ある日、その森に流れ星が落ちてきてーー？

孤児院出身の、ある時を境に能力が使えるようになった人見知り少女マルグレットと、幼馴染で力自慢のマルグレットの兄貴のような存在のシーグル。 お嬢と呼ばれる綺麗な謎の少女とその執事に…

"恋愛"をテーマとする、詩やSSを綴っていきます。 特に決められた主人公がいるものではなく、基本的に1話完結形式で、どこからでもお読みいただけます。 セルフレイティングは保険…

　 　「引き金に感情を込めて、撃つの」 　 　 　 ”私”は、先輩の言うがままに、お父さんを撃ち殺した。 　 　それは、5月のある日。人が消えて、銀色の円盤が現れたロストデイ…

　ここは私たちとは別の世界。この世界では魔法を使い、三つの種族「人間族・妖精族・精霊族」、そしてそれらの住む「人間界・妖精界・精霊界」が存在する。 時代は同じ。 しかし、その…

創ることとは戦うことと見つけたり。 技量、技法、巧拙……。 最高峰の戦いにおいてこれらはさして役に立たぬ。皆々がそれぞれに持っているものにどうして優劣をつけられようか。 創作…