「香り」を含む小説

“あなたの望む姿に変身できます。” “効果は、他者に見破られるまで持続します。” 魔法薬の小瓶に貼られたラベルには、そう書いてあった。 花の蜜を煮詰めた香りが、ジェイドの恋人との…

色々な想いを抱えて久しぶりに故郷へ帰ってきた女性が、浜辺で変わった青年と出会う話

今日は開校記念日だったので、僕は列車に乗って、一人旅に出掛けていた。レトロな車体には青春の香りが立ち込めている。列車に揺られながら、心にフラッシュを瞬かせていった。

*☆*..*☆*..*☆*..*☆*..*☆*..*☆*..*☆*..*☆*..*☆* 前編完結しました。後編はこちら→もし、魔法の世界に、現実世界の原爆がおちたら―。魔法VS『…

利川満則は高校一年生。ハロウィンの日、黒魔女仮装した大学生の姉、満絵が行事食を美少女擬人化した自作飴細工とイラスト入り設定資料集をプレゼントしてくれた。そのあと満則が自室で設定資…

異国の地で活動するスパイ・「リュウ」が出会ったのは、かつて慕っていた兄の面影がある、小さな女の子だった。 彼女と触れ合うなかで、押し込めていたかつての記憶がよみがえる。 コーヒー…

【誕生花シリーズ　258】 今日の誕生花をモチーフにした、3分で読めるお話です。 主人公はバーテンダー。練習のため拙いことにはご容赦くださいまし。 ※関連話に　小箱の中は甘い香…

【誕生花シリーズ　257】 今日の誕生花をモチーフにした、3分で読めるお話です。 主人公はバーテンダー。練習のため拙いことにはご容赦くださいまし。 ※関連話に　小箱の中は甘い香…

香料メーカーに勤める今永千華。鋭い嗅覚を元に数々のヒット商品を生み出すがどうしても作れない香りがあった。それはかつて嗅いだあの子の匂いだった。

一ノ瀬 環（いちのせ たまき）は中学生のときの初恋を忘れられずに過ごす大学2年の春、たまたま始めたSNSで初恋の人を見つけてしまった。 中学の入学式、生徒たちの前を歩く貴方…

その馥郁（ふくいく）たる香りは先輩を思い出す。 学生時代に働いていた小さな人形館〈夜海堂〉で出会った先輩。　先輩に会う度、私は息を吹き返す。　命が灯る。　まるで人形のように………

夢月七海さまの自主企画『同語異話・薔薇香る憂鬱』参加作品です。

夢月七海さまの自主企画、前回に続き『同題異話』五月号に参加させて頂きました。 意外性で想像力を掻き立てるタイトルです。 今回は、他の参加者様の作品を拝読する前に、先ず書いてみま…

　自主企画、同題異話「薔薇香る憂鬱」のために書いた作品です。他の自主企画に書いた作品「私の好きなモノ」を別の角度から掘りさげてみました。

初めて短編ミステリーに挑戦してみました。 ＢＧＭは、ジョン＝コルトレーンの「My Favorite Things」でどうぞ。 同じ主人公による、「薔薇香る憂鬱」という題の短編も…

甘い香りにつられて路地裏に少しお邪魔させて貰っただけなのに酷い仕打ちにあった大学生ととある化け狐さんのお話。

第4回角川文庫キャラクター小説大賞、締め切り迫る（2018年5月8日）！ 栄えある歴代受賞作の第一話試し読みを特別公開します。 こちらをご覧になれば、傾向と対策が見えてくるかも…

『臭気判定士』ってのは……知らないと思うけど国家資格者なんだ。 超地味な資格だけどね。 仕事？ 当然「ニオイを嗅ぐこと」他になにがあると思う？ 嗅ぐのはほとんど悪臭だけど、たまに…

２０１４年制作