「短編 勇者」を含む小説

深い森の奥に隠れ住む一族の『姫』と『勇者』の物語。 予知の力を持つテキトーな祖父に『次の族長を産む運命にあるから、お前の渾名は姫だな』と言われたティナ。 ティナのお爺さんに『この…

これは伝説の勇者の物語でもゲームの勇者の物語でもなく何処かの世界で起きたぶっ壊れ勇者がヒノキの棒で魔王を退治するお話し……

アーティスト志望(実質フリーター)だった俺は、ある日命を落とした。 最高にダサい死に方をした俺に待っていたのは、絵にかいたような女神と、一つの取引。 「汝、異世界で吟遊詩人にな…

　落ちてくるよ、異世界からの侵略者が

魔王を倒して城に戻ってきた勇者と王様の会話。

「別れようリリス。俺のことは忘れてくれ」 　そう言った男の瞳には何の感情も浮かんでいないように見えた。縋ることも、問いただすことも、罵ることもできずに二人の関係は男の一方的な別…

三の国の勇者ニコは、平和な時代に勇者は無用と城を追い出されてしまった。 悠々自適に生活しようと思ったのも束の間、手渡された僅かな退職金は直ぐに底をついてしまう。 仕事があると期待…

呪いの影響で、地獄の業火にあぶられるような痛みを感じながら生活していた勇者は、すっかり怯えてしまっていた。

かつて世界を滅ぼそうとした大魔女は、勇者に討たれた。 だが、大魔女には転生の魔法がある。 そうして力と記憶を全て引き継ぎ転生した先は、とある国の優しい王の愛娘、リミララ姫だっ…

歴代最強と謳われていたにもかかわらず、今代聖女が現れた途端、追い出されるように隠居を勧められた先代聖女フィア。 彼女は姿を変え、養護教諭として働き始める。 ところが、何故か今代聖…

愚勇者と呼ばれる存在がいる。 今時、他人に頼ってあわよくば救われようなんざ……奇特だ。 勇者の資質を持ちながら王侯貴族の依頼を断りまくり、我が道を行く彼はいつしかそう呼ばれるよう…

人類の命運を懸けた宇宙人との戦いから逃げ出した勇者と呼ばれた一人の男が星空の下、砂浜に腰を下ろして物思いに耽る。 果たして男は真に勇者たりうる者になれるのか――

「勇者ご令嬢　乙女ゲームの世界で悪役令嬢に転生したけどとりあえず最強を目指します」の短編とおまけです。 フェイス関係の任務を終わらせ、王宮でユリシア達の帰還準備をしている間の話。…

あらすじ 　魔王は強大な力をもって、世界を恐怖で支配していた。誰もその姿を見た者はいない。世界中どこでも遠隔攻撃できるためだ。 　村に住んでいた少年アルクは、ずば抜けた力を持って…

※この作品は縦読みで読まれる事を想定して書いています 勇者です。 仲間の召喚術師君を追放しました。 そしたら数日後に、その召喚術師君が真の力に目覚めてしまいました。 さて、僕達…

――筋肉の王、マッスル王。略してマ王。 世に混沌が訪れし時、彼は民の願いによって生まれた。 大陸を征服した皇国は圧政により民を虐げてきた。 そんな時代が百年続いた頃、彼は生ま…

働き者の勇者な妹と、根っこは真面目の自堕落な兄。 そんな二人の日常と、冒険から家族が帰ってくる時の幸せを感じたい一心で書いてます。

（「革命終わった空の下」と同じ案を、 短編に構成したものになっております。）

マルメス・アークナーは、農業をしている老い先短い爺だった。 野菜を育てながら毎日を過ごし余生を過ごしたい。そう思っていた。 しかし、そんな願いはとある事件により叶わなくなる。 …