「短編(一話完結)」を含む小説

　長くて短い、とある男の例え話。 （2015初稿・2022改稿）

　仕事に疲れた「僕」が真夜中の公園で見つけたのは、何の変哲もない自動販売機ーーかと思いきや、それは、ほんの少しだけ特別な販売機だった。 （2015初稿・2022改稿）

事件簿・警視なのに警部・さすらい刑事比嘉光輝 比嘉光輝、ひがみってる、と小馬鹿にされつつも事件の真相に近づく 謎解きではなく、追い詰めて、逃げ場をなくして、犯人に考えさせるパター…

いつも冷たい真白さん。 当たりがキツく、怖い印象すらある。 でもそんな彼女には、とある事情があって──。

この二年間、片想いした須崎は今日引っ越してしまう。 見送りに来た私は彼に餞別を渡した。 でもそれにはある悪戯が仕掛けられていて――。 あん 彩句さん主催の自主企画『ラブレターを…

周りから一目置かれるほど愛らしい自慢の妹。ある日、一人の男子生徒がそんな妹に告白をしてくる。 告白を受けた妹の様子を見るに「どうもこれは脈アリっぽい……」とお姉ちゃんは思うのだっ…

ひょんなことからドッペルゲンガーが同棲する話。 一話完結型。更新頻度は、まちまち。描写なし。

20世紀後半、アジアのある国の海沿いにある街・江西。二十年前の内戦の記憶がいまだ残る歴史ある小都市は、吸収合併による消滅を迎えようとしている。 内戦で失われたもの、これから失われ…

Missテリという流れは分家します。新たな試みとしてぼやき投稿にしようと思います。 気が向いたらの投稿です。世にも奇妙な通販番組・おぞまし屋本舗の副産物です。そして、連載中の息抜…

短編小説を書いていきます。 「踊り場の踊子」という名前の由来は、階段と階段の間にあるやや広いスペースの「踊り場」で踊るように、表立っては踊れないけど、一生懸命文章の中で踊りたい、…

連続殺人の容疑者を自白させるため豊島警部はこの手を使う。 タイム・ストリッパー。それはSF系小説にあったタイムトリップを誤読したおっさん（わたし）が想像して書いたものです。

高層ビルを建設中の会社事務所に不審な手紙が届く。 受け取った今泉は考えを巡らせるのだが。

一月十七日。消え行く、あの日の記憶を短く拾う。 「不定期実話」の「番外編 市役所マン」を短編として切り出しました。 内容は同じです。 タイトルは不定期実話からそのまま「市役所マ…

ミズエは初めて交際相手のヨウイチを部屋に招き、カレーライスを振る舞ったのだが……。 というショートショートです。

過疎に苦しむ田舎町や、管理者のいなくなっていく畑のことなどを、ひとりの男の子の視点で描きました。 結末はご都合主義で、現実はこう簡単ではありませんが、こういう町があってもいいじゃ…

広大な宇宙が秘める、神秘。それに匹敵するくらい、私の周りには不可解なものに溢れていた。 生まれたばかりの妹にばかり目を向けて、私をほったらす両親。 ろくに勉強をせず、ゲー…

地上に住む人類「ピカリ」と海底に住む人類「ピリカ」。彼らは長い時をお互いにほとんど関わりなく生きてきたのだが……。 というショートショートです。

職場の後輩女性に、疲れが取れなくてと愚痴をこぼしたミサエは、ある薬を勧められて飲んでみるのだった。 というショートショートです。

世界の変化に対応せず取り残された存在となったサンタクロースは、いつかその存在自体を人間に疎まれるようになってしまった。 というショートショートです。