「幽霊でません」を含む小説

電話をかける手段がなくなってしまった、かける相手すらいなくなってしまったお化けのメリーさん。これからは誰を怖がらせて生きていけば良いの？？？ 小学生のころは怪談が好き…

SARF×カクヨム短編こわ～い話コンテスト参加作品。以前付き合っていた元カノが死んだ。自殺であったと聞く。弔いではないが、ふと、彼女の実家の近くへと出向いてしまった。

私の名前は木端椰子殻（コッパ　ヤシガラ）。人は私をミステリーハンターと呼ぶ。ミステリーハンターとは、いわゆる霊媒師のようなものであると思われがちだが、実は違う。私には霊は見えない…

【SARF×カクヨム 短編こわ～い話コンテストで優秀賞をいただきました】 誰かが水たまりを踏んだような音が聞こえる。 でも、辺りを見まわしても誰もいない。 不思議に思っている…

僕らの夜遊びは──『デート』。

隣の市に引っ越して来た姉の家に、子供を連れて遊びに行く私。その日は姉の家で夕食の準備をしていたのだけれど、バタバタと駆け回る足音が聞こえてくる。子供たちは静かにゲームをして遊んで…

小学四年生の横山猛（たける）は、クラスメイトの木村蓮（れん）から、ある噂話を持ちかけられ、つい乗ってしまう。 猛はその噂を確かめるため、祖父の次郎とともに元野球場で現在は市民公園…

謎の少女がいろいろなことをする………でも……？

異世界から帰還した少年、牡丹菊花。 どこまでも厭世的で燃え尽きてしまった彼を出迎える不可思議な日々。 まるで帰還兵のような少年を巻き込む、ちょっと優しいかもしれない物語。 ※…

　先進国である、この国でも治せない、不治の病――眠り病。ある日、睡魔に取りつかれるように眠り続け、食事もとらなくなり、やがて死ぬ。治療法も薬も開発されていない病気。 　そんな病魔…

里山近く長閑な田園風景の中に。土地の地権者の所有と思われる、ぐるりと白い海鼠壁を巡らせた大きな御屋敷がある。 　そこにある日、鯨幕が延々と張られているのを見た。その不吉な光景は、…

　とある世界に他国からの侵略を受ける国があった。国の立て直しのために生き残りの王子が助けを求めたのは……掃除好きの霊感大学生だった。 　異世界の救世主と王子様の助っ人は、外見詐欺…

法事で田舎まで来た帰り道、終電を逃した小説家の佐々山。ようやく見つけたホテルに駆け込むも、フロント係に部屋の空きがないと断られてしまう。けれど帰ろうとした矢先、謎の美女に一つだけ…

■高校一年生の佑凛(ゆうり)は、少女の幽霊、桃乃と不思議で悶々とした共同生活を始めた。 彼女との出会いは、小学二年生の夏休み。 偶然立ち寄った神社。 「ねえ、キスしたことある?」…

現代日本に暮らす隠樹みちるの前世は異世界の勇者。しかし前世で記憶はあっても持っていた力は今世では失い、今はごく普通のどこにでもいる人。 ただ一点、他人と違うのは"見えざる者"が見…