「国 短編」を含む小説

魔女の国で仲良く暮らす魔女の義姉妹。 アズリッテとマリーチル。 ２人はある素朴な疑問から、ハロウィンを楽しんでいる街へと 舞い降りた。 しかしそこには、街を静かに彷徨う南瓜男の姿…

マグーマ王太子によるリリィ・プラチナム公爵令嬢に対する婚約破棄のはずが、論破されて逆に婚約破棄され返した。その翌日、王太子が行方不明ということでリリィに王太子誘拐の容疑がかけられ…

世界の端っこに位置する小さな田舎村。 冬は一日中夜空で、星と時折オーロラが舞うそんな場所。 その極北の地に住んでいる少女に起こる、クリスマスの夜の大きな冒険に繋がる小さなお話。 …

人のマトリ。 猫のヨーシカ。 この世界には不思議な国が多いのです。 二人はそれを巡る旅人という仕事をしています。

鉄道マニアのテツオは、ある日突然、東横線の車両に転生した。 最新車両のテツオは首都圏で活躍するが、年を重ねるに連れて地方路線に売られ、最終的にアジアの発展途上国に流れ着いた。

どれだけ努力しても認められない。 　貴族でなく平民でありながら「聖女」となったミリアは、国を守るために拷問のような日々を耐えていた。 　徹底的に国で虐げられた結果、やがては感情を…

アース・スターノベル様より１巻発売中、２巻１１月１６日発売！ クレア・フェイトナム第二皇女は、愛想が無く、知恵者ではあるが要領の悪い姫だ。 先般の戦で負けたばかりの敗戦国の姫で…

　むかしむかし、世界は最終戦争で滅び、生き残った人類は争いあいながらもどうにかこうにか生き延びていました。 　ぼくたち、軍用ロボットもそんな世界でも生きていました。

一九六九年、舞台は架空の国エルドランド。 銀行強盗で捕まった受刑者のブリウスは出所の日を待ちわびていた。彼の過去を追う刑務所所長の企み、解放へ導く元殺し屋、愛おしく待つ彼女、友と…

ハロウィンネタで、人喰いの魔物と国を追われた王子の話。 サラッと書いているのでグロさはありませんが、カニバリズム要素があります。 ダークファンタジーだけど、メルヘンちっく。

第2回角川武蔵野文学賞に応募するために書いた短編小説です。 このご時世で島根から実家のある神奈川にもなかなか帰省ができません。 帰るついでに武蔵野をぶらぶら散歩することすらままな…

前世の記憶を思い出したリリア。 リリアの引き籠もり生活は長かった。 それは自分の家族の名前すら分からない程に、常識すら忘れる程に長い期間引き籠もり生活をしていたが、とある日勘当さ…

ファミリーレストランという大陸にある、ボックス席という私の国で起きる日常。

異界の力を形にした魔剣。これを解析する者を剣問師と呼ぶ。 腕利きの剣問師であるカイはある日、夜の国の城主から奇妙な剣の解析依頼を受ける。 影を塗り固めたような剣に込められた思い…

正直で、はっきりとものを言うことを尊ばれる国の中で、オリビア・フィランスは気弱令嬢と呼ばれていた。ハムスターような彼女は今日も震えて、「はっきりしない女は趣味じゃない」と皇太子に…

　貴重な水晶玉をいくつも壊し、会議は昼寝で欠席し、料理しただけで御神木を燃やし、人間界に作物を実らせすぎて国を埋め、聖杯に貯めた聖水は全部こぼす。 　そんなダメダメな女神様と、そ…

10月31日、この国では一年の終わりと定められた日。 オール・ハロウズ・イーヴン、死者の国と生者の世界の境目が曖昧になるその夜。化け物達は意気揚々と人の世界に入り込み、人間は化…

星の輝く夜空の下。果てのない砂漠で、私は長い黒髪の青年に出会った。 ※この作品は「小説家になろう」にも掲載しています。

※この作品は『連理の契りを君と知る』episode5「花の過去」(https://kakuyomu.jp/works/1177354054891994465）の続きにあたるお話で…

その世界には『転生』という病理が存在した。 住人は皆、人生で何度も転生を繰り返す。 転生が繰り返された躰は、やがて瓦解し、飽和する。 そんな世界に転生した私は、瓦解の始まった患…