北欧の少民族でトナカイの放牧を生業にした家の少女のお話。別に書かれた長編のスピンオフの作品だそうですが、クリスマスを慎ましかに、穏やかに、互いを思い合って祝う家族の姿と、北欧の冬の情景描写が美しく、絵本のページをめくるような趣のあるお話。12月の夜。クリスマスの雰囲気を味わいたい方に、お薦めの作品です。
フィンランドの美しい景色と冷たい冬の空気のように透明感のある作品。出てくる料理がおいしそうで、フィンランドに行きたくなります。なにより暖炉の様子が目の前にあるかのような臨場感で、音が聞こえてきそうでした。最後は、ミウラ折りとは…?と検索をしたくなるおまけ付きの作品でした。(調べてすっきりしてました)