「昔話？」を含む小説

ストーリーの流れは完全に桃太郎、そこにミステリのエッセンスを加えて、大人も（大人が？）楽しめる桃太郎を目指しました。いや、桃太郎ではなく釈迦太郎です。

『ここ掘れワンワン！』ってぇと、昔話『花咲かじじい』の有名なシーンだったりするワケですが…。

昔話や童話をもとにしたお遊び短編集です。 ※この物語は童話をもとにしたフィクションです。実在する姫、魔女、妖精、しゃべるオオカミなどとは一切関係ありません。 2020.7.…

おじいさんは山にシバかれに、いやいや、シバ刈りに行きますが、途中、どっかで聞いたようなフラグが立ちまくります。しかし、おじいさんはフラグを回収しないので、物語が始まりません。

　時は2020年。東北の田舎に住むとある男子学生が居た。名前は鶴川裕二。そんな彼は、ある日、自宅の外で 　苦しんでいる鶴を発見。哀れに思って、一晩世話をしてやることにした裕二だが…

　若葉町には英雄がいる。江戸時代ごろ、鬼が出没し、人々を襲った。村が滅亡の危機に瀕したとき、一人の男が木刀を手に立ち向かい、民を守ったという。この物語は高校の教室で話題にされるが…

くわばらと唱えると、かみなりさまにおへそが取られないのはこんな理由があったからです。

夜半過ぎ、天蓋さまは店を訪ねる。 ※お題「歯ブラシ」をいただいて書きました。

若い頃って溜まり場ってのがあるだろ？ そんな喫茶店の昔話。 以前に書いたオムニバスからワンエピソードを抜き出してみました。

洋服が好きな王様のもとに二人の仕立て屋がやってきた。世にも珍しい、賢い者には美しく見え、愚かな者には何も見えない洋服を仕立てることができると言う。さて、どんな洋服ができるあがるこ…

山で暮らしていた赤鬼と青鬼。 人間と仲良くしたい赤鬼のために青鬼が悪者の振りをするお話の、ちょっと違った結末。

とあるプログラムによって自分が物語の登場人物になり作り上げていく話。 安楽死が合法化された。 それは死後プログラムが作られたからである。 主人公は何も聞かずにプログラムを適用し、…

雪山で雪女に出会った子供はその日の事を離さない約束をする・・・ そして、その約束を破ってしまった結果・・・

　長く続いた戦乱の世は終わりを告げ、後に江戸時代と呼ばれる太平の世になった。戦国時代を生き抜いたある藩の藩主の嫡男である虎之助は、死の淵に佇む父から奇妙な昔話を聞く。父は少年期に…

昔話を用いた、真実を書くつもりです。 小説家や出版社がよく使うキャッチフレーズですな。 実際はどうでしょうか。 実在の出来事かと思うかどうかは、皆さんにお任せします。

当時、まだ入手困難だったEDAMAMEを巡って執事と召使達が走り回る！

炭焼き長者と呼ばれる老人は過去を語りだす。川に住む不思議な姫から富を贈られたが仲間の一人に嫉妬され殺されそうになる。その仲間はどうして殺しに失敗したのか？『語られる』シリーズ第二…

鬼に目をつけられた芳一は体に経文を書くことに。 鬼からは無事に守られたもののの、その後の生活こそがはじまりだった。 こんな見た目じゃどこへも行けないよ！！ ↓前回の投稿↓ …

昔々ある所に、鬼が住んでいました。鬼は山のふもとの村の食料を盗んで困らせていました。そんなある日鬼は村人たちに言いました。 「最も美しいものを連れてこい。そうすれば悪さを止めてや…