概要
T県S町の子どもたちが噂するもの
十三夜の晩に月明かりの下で影踏み鬼をすると、影の中から黒いおばけが現れる。
おどろおどろしい見た目に反して臆病な一面があるというおばけの噂に、転校生の少年Yは興味を持つが、他の子供たちは興味がないと言う。
またS町には、十三夜の晩に神社でお月見をする行事があり、各々の家からぼたもちを持ち寄ることになっていた。
行事に参加したYは、町の男性に「なぜ他の子どもたちは影踏み王子の噂をするのに、興味を示さないのか」を尋ねると、男性は自身も幼い頃に感じた思いと、影踏み鬼にまつわる昔話を語る。
(※物語の後半は『影を踏まれた女(岡本綺堂著)』を参考にしました)
(フォークロアwebアンソロジー企画『昔々のそのまた昔』寄稿作品/公開:2018.06.07)
おどろおどろしい見た目に反して臆病な一面があるというおばけの噂に、転校生の少年Yは興味を持つが、他の子供たちは興味がないと言う。
またS町には、十三夜の晩に神社でお月見をする行事があり、各々の家からぼたもちを持ち寄ることになっていた。
行事に参加したYは、町の男性に「なぜ他の子どもたちは影踏み王子の噂をするのに、興味を示さないのか」を尋ねると、男性は自身も幼い頃に感じた思いと、影踏み鬼にまつわる昔話を語る。
(※物語の後半は『影を踏まれた女(岡本綺堂著)』を参考にしました)
(フォークロアwebアンソロジー企画『昔々のそのまた昔』寄稿作品/公開:2018.06.07)
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