「分からないけど」を含む小説

「共感できない」と検索したら、それすら共感できなく、未恵は今私はどこにいるのか分からなくなる。

大陸最後の魔法使いシズはその日ゆっくりと決意する。 「よし。弟子をとろう！」 ただ弟子なんかとったことのないコミュ障魔女にとって、どうすれば弟子はできるのかなんてさっぱり分からな…

あの時の高揚した気持ちは、今でも思い出せる。あいつがどうかは分からないが。

某ショートショートの賞に応募していたものです。ちょっと不思議な雰囲気の話。単話完結。

かつて交流の盛んだった七つの国は五百年前に「フォグウォール」と呼ばれる霧が発生し、行き来が不可能となった。 原因はそれぞれの国を守護する神同士の不仲と言われており、人々は閉鎖され…

美術をいかにしてみていくべきか。 いかに向き合うべきか。 指導教官についてからすでに二年の月日はたったが、一向に分からないままである。 しかし、歩き訪ねれば分かってくるかもしれな…

高校生×社会人。 オレはペットを飼っている。ある夜道端で拾った、毛並みのいい大きな猫だ。 自称１７歳の高校生で、昼間はオレの家から高校に通っているとか言うけど、本当のところは分…

プロローグ 特に何の取り柄もない凡庸な青年イズサンと頭だけが異様にデカいひよこのオバケの様な姿をしている不思議な生き物ちゅん助のおかしなコンビ。 仲良く「グソク」と呼ばれる少々凶…

言うは易く行うが難し。 お昼寝で見た、なんともない5人の話。 いや、あなたもいるので6人です。 自分でも分からない話、証明？代償？ 答えてくれる方がいるといいけれど。

戦雲たちこめる、王国の末期。シエンは塾の先輩テンドッグから使わされて、港町ナミルで流行る「奇病」の調査に行くことになった。 麻の乱れのような世の中で己をまったくするとは如何なるも…

「クスクス。相変わらず地味～な事やってるねオジサン」 「げっ！？　お前かよクソガキ」 　悪の組織で働く雑用係。ケン・タチバナ。最近の悩みは仕事の多さと、何故か絡んでくるクソガキ…

　この世界にはダンジョンと呼ばれる迷宮がある。 この迷宮は誰が作ったのかいつからそこにあるのか分からない。 迷宮はゾンビ、ゴブリン、スケルトン果てはドラゴンのように多種多様の…

　家には無能と呼ばれる女の子がいる。 　俺が八歳になったと同時にいきなり家に住むようになった子だ。 　父様がいきなり「今日から一応、お前の妹になる娘だ。人前では気をつけろ」と言っ…

二十四時間営業ではないコンビニ・佐和商店。客は気付いていないが、夜はお化けがわんさか出るお店。この佐和商店で働く女子大生・芽吹菫と、呑気な先輩おじさん・榊晃次郎はどちらも霊感有り…

ある私の独白。

　ある日、大阪で大規模な謎の重力異常が発生。死者こそでななかったものの。多くの建物被害と怪我人が発生してしまう大惨事となる。政府はすぐに調査チームを結成、その原因が異常地域の中心…

【私はこの世界で何をして生きるのか】 ある日目覚めたらずっと大好きな乙女ゲーの、それも悪役令嬢のレヴィアナに転生していた。 全てが美しく輝いているセレスティアル・ラブ・クロニク…

二年生に進級してもうすぐ5月になろうとしていたある日。 ソレは突然訪れた。 『君たちに力を授けよう。その力で世界を救うのだ』 そんな自分勝手な事を言うと自称『神』は俺…

　リア充が跋扈する地獄の日「クリスマス」、そんな12月24日の23時それを壊す為に現れたとも思える神が、余りにも非現実的な事を全ての存在に告げたのだった。　 　≪今から一時間後…