「奇譚」を含む小説

「奇病」発生ーー「奇病」を治すためには、「日本呪術協会」に入り、「異界仕事」をしなければならない 昔の、大天才であり、今は鬼「教官」の娘、冷堂氷（れいどうこおり）を護衛することを…

「ジパングはカタイの東1500マイルに浮かぶ広大な島国だ。莫大な黄金を産出し、王の宮殿は金でできている」 マルコ・ポーロ著　東方見聞録より 西暦1689年日本。徳川泰平の江戸時…

自主企画《廃墟散歩小説》と《一人称・一文・1000字以上の小説を書いてみよう》の合わせ技・書き下ろしショートショート。どちらか一方のお題しかなかったら、あるいはどちらにも出会えな…

誰しも、入院なんぞ、したい訳がない。それぞれ事情を据えて、壊れた身体を抱えて、目一杯の挙句に、出てくる言葉に、最後の情が虚しく乱舞する。

はい、梅渋奇譚――俗の人間紅葉（べにば）ー名前は「内緒💛」に説明してもらう これ、作品に使えるかもっていう「単語」「用語集」

荒ぶる物品との縁繋ぎ、果てさて今日の「お客さま」は……？ 店主が出てきてドカンと暴れる、 妖怪と付喪神たちの愉快痛快混沌営業活劇奇譚。

やあ、不景気な顔して飲んでいるじゃないか？景気づけにわたしが面白い話をしてやるよ。お代は、そうさね。いまお前さん達が摘まんでいるメザシを一本めぐんでおくれ。ーー場所はここ、カンジ…

自称・不死探偵の非時（トキジク）と助手の春日が妖怪・怪異と対峙する！　不死の者どもが跳梁跋扈する東京で、銃弾と呪術が飛び交うアクションバトル！！

『噂屋』を営む「僕」にやってきた依頼。 毎夜人が喰われているという、荒唐無稽な噂話の検証だった。 不穏な風の噂を聞いた僕は渋々ながら調査を行う。 そこで「僕」が出遭ってしまったの…

それはそれは昔々の噺でございます。 とある山深い渓谷にある里の、それまた奥にひとりの娘が住んでおりました。 その娘は大層美しかったのですが、他の者と違うところがありました。 白…

裁縫を仕事とする「私」のもとを「指売り」が訪れる。見せられた標本の中にめぼしいものはなかったが、「指売り」自身が素晴らしい指の持ち主であることに「私」は気付く。交渉の末、全財産を…

世界に現れた巨大水晶。 その影響で生まれた多様な魔物たち。 人々は諸悪の根源である『巨大水晶』を破壊するため、世界中の猛者を集めて最高峰の騎士団を結成する。 しかし、結果は凄惨た…

突然死した友人の死体は、洞窟の中においてあった 何で、洞窟の中で、死んでいるのか、いろいろ問いただしたいことがあったが、それらはたった一つの答えでかき消される 「－－命もっ…

自作シナリオをリプレイ風に小説化させた物語になります。 拙作ですがどうぞ良しなに

わたし、チア部の神田真姫は、尋常学園曙高校野球部のエース、松本優弥さんと、恋人になる約束をしていたんです。甲子園へ行ったら、恋人になろうね、と。だけどわたしは不慮の事故で死んでし…

春の訪れを感じさせる風に吹かれると、蘇る記憶。ひととき旅をした覚えは確かにあるけれど、その場所には二度と辿り着けないかもしれない――そんな想いを綴ったショートショートです。

DA：-SEIN ～御伽奇譚～「傀儡」の続編。 体育部の地区交流戦を無事に終え、宮司の息子「皆本頼光」は子供の日の「菖蒲祭」で舞 を奉納する。 彼に想いを寄せる幼馴染みの「吉田香…

宮司の息子「皆本頼光」は、幼馴染で彼に想いを寄せる「吉田香澄」と「明芳学園高校」に通い始めて約一か月が経った。そんな頃、彼らの街「鴻池市」で猟奇的殺人事件が起きる。 その事件を追…