「何でもござれ ファンタジー」を含む小説

　私立紅蘭（こうらん）高校二年生の如月結華（きさらぎゆいか）。その結華の親友二人に、最近恋人が出来たらしい。恋人が出来たのは喜ばしいと思う。だが自分は、恋人──彼氏どころか、小中…

　ルクシア・ターディオンは特に何か凄い訳でもない、サポート専門属性である光属性魔法の使い手だった。 　光属性魔法は照らす事に特化しており、攻撃魔法はノロノロと飛ぶ光る玉や矢を飛ば…

「今日も冒険者達がきやがった！」堂々と家に土足で上がり込んだ挙句、勝手に物色して物を奪っていく不届き者たちから家を守るのが俺の主な仕事だ。決して働いていないわけじゃないんだ、これ…

ある日、世界が終わりました。 霊長の立場さえ揺らぐこの世界で僕たちは何をすればよいのかと悩めば、世界滅亡の主犯は笑いながら「何でもできるよ」と言います。 たとえ世界が終わっても、…

29歳動物園飼育員の木原勇史は、ある日、あえなく死亡。かと思えば、異世界転生？何の説明もなしに？しかも、よりにもよって肉食獣人とかどういう状況なの！？誰か教えてくれ！！ ■□■□…

異世界に存在する二つの国家が、戦争に勝つ為の手段として異世界人を呼び出した。 『大成して死んだもの』である勇者と、 『しくじって死んだもの』である愚者。 これは、勇者と愚者と…

テオドール・フライフォーゲル。彼には最愛の妹エリーがいた。心優しい彼女の成人の誕生日、エリーを初めて街に連れて行った彼は、何かを探している様子の顔に傷がある兵士に呼び止められる。…

――この国は、大昔に死んだ龍のその亡骸の上に創られた。 今、創生の龍の復活を企む者たちが動き始めようとしている。龍は、目醒めてはいけない。目醒めれば…… 現代日本のとある町。 …

人の血を啜る牙に、心を見透かす紅い瞳は月夜を支配する。 そうしたヴァンパイアの伝説が数多く伝わる国、ムーンダリア公国。 貿易商社ハロワイルカンパニーのひとり娘、エルシア・ハロワイ…

自分で言うのも何だが、俺、エスタは超優秀な魔族だ。 頭は滅茶苦茶よくて成績優秀。運動神経も抜群。 大人が徒党を組んで討伐するハイオークという強力な魔物を齢10歳で討伐するほど…

■あらすじ 物流配送業者のカナタは相棒の機装（ゴーレム）であるキャリーと共に旅を続けている。 ある日、ウルィと言う同業者にして魔術師の男と出会った。 彼の誘いにのり、城塞都市国家…

境（きょう）。それは天ツ原（あまつはら）と地ノ泉（ちのもと）という二つの世界が接し重なることで、刹那的に生じたとされる人間たちの世界である。 ある海原で、ひとつの船が何処かを目指…

　私は殺したけど、殺していない――。 　惑星開発や人工知能、立体投影が進んでいる程度の近未来。常に変化し続ける都市と何も変わらない古都が混じる、比較的豊かで平和な国。覚えのない教…

遠くへ行きたい―― 《渡って来た人》の村で、ユズはいつも「どこか」へ行きたかった あの《迷いの森》の向こう、或いはドラゴンが飛んで行くほう そこには何があるんだろう？ そんなある…

魔法、スキル、モンスター、ダンジョン、冒険者そして"異能"。ほんの数十年前までは創作の中の憧れであったそれらは、今では当たり前に人々の生活の一部にある。 皆が"異能"を当たり前に…

【あらすじ】 ドジっ子女神が、神界のお仕事でやらかしてしまう。 ミスを断罪にされた女神は、罪を償うため異世界へと飛ばされてしまう。 何もできない女神だったけれども、異世界の住人…

『魔界の魔族と魔物は私が絶滅させましたけど』 “世乱れし時、神に選ばれし聖者現る。その聖者、己に宿す神聖なる光の力で世を救う”。 1000年以上前から語り継がれるこの神話。何故…

旅人、シエナ・メイズは旅の道中で地図から消えた街『アクバール』にたどり着く。 『アクバール』の街は当の昔に壊滅しており、辺りには血痕や崩れた瓦礫、人骨と荒れ果てた状態だった。 い…

勇者が魔王を倒した。 出発前、魔王を倒せば褒美をやると言ったが、もう国には金がない。 何とかして、勇者への褒美を値切らねば。 あわよくば……。勇者の戦利品を……。

海で釣りをしていた男が拾ってしまった古い瓶。開けると魔神が出てきてしまった――？ ※このお話は過去ノベルアップ＋様で「チームホワイトミルク」名義にて公開した作品です。