光をゆめみた花
星月ヨゾラ
プロローグ
___人は誰しも、神から運命られた宿命抱えて生きている。
『世乱れし時、神に選ばれし聖者現る
その聖者、己に宿す神聖なる光の力で世を救う』
これは昔から語り継がれる神話で、1000年以上前の話が元になったと言われている。この伝説は多くの文献に記されている。
___この時、私達はまだ知らなかった。1000年も長く語り継がれている、本当の理由を。
***
「お母様、お父様。魔界の住人は、残るは私だけになりました。約束通り、全て私が滅殺しましたよ。だからもう、人間界へ行ってもいいですよね…?」
___もう、独りは淋しい___
ここは魔界。そこには人間の少女が、たった1人。小さな丘の上にある、己の親の墓の前に、孤独な少女はいた。静寂と紅い月の光に包まれた魔界に、少女の声が小さく響く。その声は、魔界の住人を全て滅殺した者の声とは思えないほど弱々しく、震えていた。菫色の瞳から涙が零れた。それは、紅い月に照らされ、まるで宝石のようだったという。
少女は、魔界と人間界の狭間へとゆっくり歩み始めた。
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この作品はフィクションです。登場する人物・団体は一切存在しません。
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光をゆめみた花 星月ヨゾラ @hoshisaki-kaguya
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