「なんだかなー」を含む小説

帰り道、男の人が道に座り込んでいたんです。それで、私を見るとよろよろ立ち上がって。なんだか怖くて、早歩きでその人を追い抜いて、家に帰りました。

「桃色生徒会」の三人組が、学祭の出し物で選んだモノとは？

新鮮なキノコのシチュウを食べただけなのに、気付けば僕は荒廃した世界にいた。 そこはなんだかとっても新世界だったのだ、大阪的な意味で。

康介は気づいたらひまわり畑の一本道にいた。目の前に進んでいけばいいのか、くるりと回転して、そちらに歩いていけばいいのか、わからない。しかし康介は、なんだかわくわくした気分がしてい…

年を経るにつれて、言葉にすることが難しくなっていく。言いたくても言えないの。 大学生時代からの片思いを続け、友達で収まっている彼女の話。 なんだか悲しい恋の話ばかり載せているよ…

2019年11月25日〜2020年11月25日 顔よし、からだよし、性格よし。そのうえ読書家。なんだか現実味のないイケメン(？)、キタハラくん。仲のよい「あなた」は、SNSフォ…

前世がSM嬢の私が乙女ゲームの悪役令嬢に転生した。このゲーム、攻略対象が誰になっても私が悪役令嬢となってヒロインをいじめる。そして、断罪されて平民に落とされるっていう典型的な乙女…

「運命の相手」が政府によって“通知”される社会。双子なのに夫夫（ふーふ）となった八田（はった）兄弟は、通知を受ける前からいちゃいちゃらぶらぶしていたのに、互いが「運命の相手」とわ…

公爵令嬢メルナス・クルストゥリアですわ。 婚約破棄されたショックで前世でこの世界をゲームとしてプレイした記憶が蘇ったのですけど、私は悪役令嬢でしたわ。 今更思い出しても婚約破棄か…

命日が日曜日のような生活を送る早川沙織(はやかわ さおり)には、楽しみがふたつある。 ひとつは近所の川べりを歩くこと。気疲れする毎日から解放された気分で心地いいから。 そしてもう…

拙作『古の森にいらっしゃい、おチビちゃん竜が待ってるよ!』の中の登場人物(虫)のモッチが、不思議な虹の向こうへお出かけです。 カクヨムに連載中の本編では次章はモッチが主役。 とい…

東條が頑張って生きてる話をたまーに更新するためのはきだめ。 多分、そっと消してしまうだろうと思う。 なんだかねぇ、考え込みすぎるだけだからきっと書いては消し書いては消しってやる…

僕、タケシは、気になる女の子がいる。 その子はどうやら、僕の幼なじみのことを気にしているみたいなんだ。 僕はその様子を見ていると、なんだか不安なような、心配なような、落ち着かない…

五分読書のショートホラー作品。 突然やってきた転校生は、痩せぎすで薄汚い格好をしていた。 異様なのは、ツギハギだらけのクマのヌイグルミを持っている事だ。 亡くなった母親の形見だ…

いつもより少し霧が深いかな？と思いながら、僕と達くんはいつも通りの通学路を歩いて学校へ向かう。 でも、今日はなんだかおかしい。もう学校についてもいいはずなのに、学校の影も見えない…

朝、寝坊をしてしまったある日。普段使うバス停にある他校の女子生徒がいた。その子はいつも熱心に本と向き合っている。彼女に一目惚れをしてしまった僕（宮地　春）が通学時間の中で織りなす…

職場の男性とよく一緒に帰ったり、食事をする仲になった主人公。しかし、彼は彼女募集中であり、最近なんだか仕事中にもスマホを眺める時間が増えたようだ。その視線の先には、誰がいるのか、…

広告代理店に勤務する隼人。最近、彼の目から見る世界が変わり始めた。なんだかみんながのろまになったように感じるのだ。

　危なかった。もう少しで元の世界に強制送還されるところだった。 　地球には何の未練もない。そんな僕にとって唯一の家族とも言える彼女達に別れの挨拶さえできないのは許し難いことだっ…

僕は最近、塾の帰りに少し遠回りして帰ることにハマっている。 家に帰りたくないわけじゃない、でもなんだかもう少し外の空気を吸っていたくて......。