「空の色」を含む小説

ひとところに留まれば災いを呼ぶとされている魔術師が、旅の途中、ひとりの旅の剣士と出会い短い冒険を供にする。そして――

暦・・・活字オタクの女子高生。いじめられて転校してきた。 空・・・不思議な雰囲気を出すクラスメイト。難しいことばかり考えていて、なかなか理解されないが、暦と出会って理解してもらえ…

藤ヶ峰宗太郎は中学三年生の春、ピアノコンクールに向かう最中に交通事故に遭う。父が運転していた車には妹の立花を含む四人が乗車しており、立花は事故の影響で両目を失明してしまう。責任感…

自作について書いていくので、ネタバレの創作論です。 作品読了の方のみ読んでいただけたら嬉しいです。 作品はこちら 葉桜の君に（シリアス第一作目） https://kakuyo…

朝いちばんでかかってきた電話に出ると、空の色がいつもと違うと言う。 初めて見る空の色とは、一体何色なのだろう。君と僕との頭上に広がる、同じようで違う空。

実家の小部屋の窓から見た空の色の記憶。大学の下宿を借りて一ヶ月経ったある夜のこと、家に帰ったわたしの部屋には知らない人間の気配があった。

空の色は無限に変わる。 欠けている部分はないのに悲しいのはなぜだ。 カフェオレ様の曲を聴いて小説を書いてみよう（条件必読）に参加させていただきました。 普段聞かない曲のジャンル…

エルフの少年ミザリは、物心ついたころから父親と各地を転々としながら生活している。十五歳の性別選択を控えたあるとき、ミザリは自身の出生の秘密を知る。そんな折、父親の死を経てミザリは…

　〜登場人物〜 ・白本　心（しろもと こころ） ・浅見　俊人（あざみ としひと）

タイトルは恋愛っぽいけど…

　あるところに一人の真っ白な天才の女の子がいた。

いつもみたいにお気に入りの撮影スポットで写真を撮っていたら、久しぶりに君に会った。僕は空の一瞬を切り取りみたいに、君の一瞬を切り取っていく。

昔、世界には色があったらしい。そんなことどうでもいいけれど、お腹が空いた。

怪我によって小さい頃から続けていたサッカー人生をいきなり閉じられた少年と、ただ空の色を知りたい少女の短く長い物語

【あらすじ】 　神武学園で淡々と日々を暮らす男、才賀才人は時代の風潮の感性が合わずに、つまらない日常に飽きていた。文化祭の近い時期、才人は漠然と空を眺めると空の色が変化する。そし…

曇天の空の色も、自分の涙の色も、彼の瞳の色も、知らなかった。 藍色の花だけが、私の全てだった。

”私”が眠りに落ちるその動きで、「私」の居場所はまた浮かび上がる。この空の色はどんな記憶が求めるのだろう。この夜の意味は一体なに。ぼんやりと”私”の記憶を眺めながら、何も出来ない…

空の色は1人の手で塗られてるって知ってました？いえいえ、それが普通ですよ。普段の生活でそんなこと考える機会なんてほぼ皆無ですからね。あ、申し遅れました。僕、空色決定人をしておりま…

精神看護の実習で出会ったのは、認知症の澄子さんだった。 同じ記憶、同じ会話の繰り返し。その先に見えてきた、過去とは…… コバルト短編小説新人賞、「もう一歩」作品。