「短編ミステリー ライトノベル」を含む小説

市立国潟高等学校には将棋ミステリー同好会をはじめとして様々な部活・同好会が存在していた。 様々な部活動がある中、文芸部は週一で校内新聞を発行する仕事を務めていた。 今日も、新聞発…

　カクヨム　ミステリー週間ランキング1位を獲得！！（2022/1/15（土））　 　もともとカクヨム短編賞に出していたものを新たに編集し直しました！ 　 　都会の喧騒の中、ひっそ…

水乃戸亜以は今日も双子姉妹――姉の吾子嗣ミキミキとその妹吾子嗣ミキと机を並べてお昼ごはんを食べていた。花咲かすのは小説談義。小説家を目指す亜以はいつも二人に意見を求む。が、話はだ…

215回コバルト短編新人賞「もう一歩」でした。

英《はなぶさ》は高校二年生になった。日常生活を過ごす中で現れた些細な謎を解きながら青春時間を食いつぶしていく。

主人公は冴えない大学生。気になる子の誘いで飲み会に参加したものの結果は惨敗。ヤケ酒して失意の先に待っていたのは一回五千円もする『1万円で人生を変える自販機』という見るからに怪しげ…

白縫(しらぬい)ユキは、あらゆる世界線に同一の姿・連続した記憶を持って転生し続ける「永遠の転校生」。 　 ときに現代の学園に、ときに陰謀が渦巻く中世の王国に、ときにシンギュラリテ…

甘くて苦い、ある一日の出来事だった。 俺の下駄箱から、上履きが無くなっていた。 「お困りのようだね……。黒崎少年」 困っていた俺の前に現れたのは、中学からの同級生で、よく暇を…

浦島太郎と乙姫の確執から始まった戦争は、現代へ脈々と受け継がれていた。 浦島太郎の末裔、浦島麻美は中学一年生の春、海洋魔法少女として、乙姫の怪物・アビスを退治することになる。 …

　世にも不快な短編連作。 　人形師(にんぎょうし)・蜜蘭(みつらん)は、依頼人の歪んだ夢を叶える――人間が持ちえない身体能力を授けることで。 　例えば、恋する少女は浮気グセの…

名探偵『一輪愛』。 中身は２０歳を越えているというのに、 外見はどこからどう見ても小学生。 見た目は子供で、 中身もわりかし子供な“迷”探偵。 さて、今回の事件は＿＿＿＿

毎年、行方不明になる人が絶えないこの町。別名神隠しの町。主人公は中学の時、担任である高山先生が行方不明になってしまった。クラス総出で必死に探すも結局見つからなかった。 あれから…

私、月野空咲１６才。 学校では明るくて活発なクラスのムードメーカー的存在やってます。 でも最近は、ぼーっとしてることが多くて、みんなからよく心配されちゃうの。 大丈夫。私、みんな…

　僕と先輩の二人しか部員のいないパズル研究部。先輩はそこの部長であり、容姿端麗、成績優秀、運動神経抜群と文句の付け所の無い完璧超人だ。そんな憧れの先輩に、僕はとっておきのパズルで…

推理小説研究会の一員である坂口慧史は、会長である有栖川鳴が出題する仮想の密室事件の謎に挑む。果たして、その真相は如何に。

真白中央警察署特例係の「通自供也（つうじ ともなり）」と「重木羽織（かさねぎ はおる）」は、 捜査一課が苦戦する殺人事件の容疑者「名栗益雄（なぐり ますお）」の取り調べに挑む。 …

その昔、贋作だけを取扱う不思議なギャラリーが合った。 しかし、一つひとつの贋作には、魅力的なエピソードが添えられていて、 ひとたび、ギャラリーに足を踏み入れると作品の虜に。。。 …

図書室司書の部屋に置かれた「３時」のメモとラップに包まれた「おやき」を見つけた図書部員、川上、田中、堤、山本の四人。 おそらく、図書部顧問の神宮先生が置いていったものなのだろう。…