「王主人公」を含む小説

「あの人もヴァンパイア……あそこの伯爵様も……」 人間に紛れてヴァンパイアが共存する世界。 エリーゼは誰が人間で、誰が「そうでないもの」か見分けがついた。 なぜなら、エリーゼ自…

　barter. 　それは、〝物々交換〟を表す意。日本の高校生でカースト底辺の柊（しゅう）、マシオの世界で獣族の王として名を馳せているレオネ。何もかもが正反対の二人は勝手な都合で…

✴︎小説家になろう・カクヨム・ノベルアッププラス・エブリスタにて連載中✴︎ ・あらすじ・ 俺は、ガルド＝フレイ 18歳。 早くに両親を亡くし、１人で生きてきたせいか 人と…

婚約破棄されたルシアのために、父が王太子を殺めてしまう。 聖女の舞を三十分踊れば、時を5分前に戻せるルシアは父を止める。 しかし次は兄、その次は親友が次々に王太子を手に掛けてしま…

穏やかな春の夜。 雇われ侍の陸王（りくおう）と精霊使い兼盗賊の少年、雷韋（らい）は、廃教会で出会ったアルビノの鹿に促されて山中である儀式を目撃することになる。 それが禍事（まがご…

この世界とは少し違うユーラシア大陸のある都市で、リストラ宣告された探偵が事件を追うと、邪悪な影が……。 　 　邪神や眷属、アイテムの名称を、神話群の作家の諸先達より拝借しています…

　とある地球とは違う別の世界に一人の王がいた。 　その王は傲慢で、強欲。たが、民を愛し、民の命を優先し、また国を愛する者だった。 　その王が統治する国は、最早世界にまで轟き、王…

拙作の「乙女ゲームの悪役令嬢に転生って……、私、ただのギャルなんですけど！このゲームの事、全く知らないんですけどー！？」の、 ２章改訂前のバージョンです。 本編は実力不足から改訂…

王立学校に入学早々、私は肩身が狭い。 姉が自由気ままに高位貴族相手に浮名を流したせいで！ それでもくじけないのは同じ男爵位の婚約者がいるおかげ。 私は彼と学内でひっそりと過ごし、…

　王太子ガイウスから婚約破棄宣告をされたカミラは、「いつものツンデレ発言」と片付けて微笑む。 　しかし「お前は嫉妬に狂って公爵令嬢ユリアをいじめた、国母失格者だ！」と、見に覚え…

「いっその事、私を『ただの平民』にしていただきたい」 　婚約者の不正を告発した王太子の俺・アルドは、逆に悪者呼ばわりされた挙句に臣籍降下を言い渡された。 　だから「飼い殺しにさ…

若き王、ラステイルの治める国に、救世主を名乗る男が現れた。 チーレムだのラッキースケベだのざまぁだのぶつぶつ言う男に、ラステイルは不信感しかない。 「俺の治める国に、救世主なんざ…

アーサー王だった少年は魂ごと真っ二つになった。その魂の半分は地球へと流れ込んで日本の妖の多い町に住むとある少女夕月リラとして生まれ変わり、そして死亡した。 二つに分かれていた魂は…

　エクリシア男爵家令嬢ミリーナは、幼い頃にジェンという名の少年と知り合い、その笑顔に淡い恋心を覚えた。 　指切りをして再会を約束するも、ジェンとはその後、音信不通になってしまう。…

　ついに王弟妃となったカリーナだが、相も変わらず殿下のお茶くみ係としてお菓子を作りつつ、次の新作を考える日々を送っていた。 　その毎日は今までとは全く違うけれど、忙しいながらも…

　『自由禁止法』が施行され、全ての国民が自分より目上の存在に何もかもを従い生きていかなければならなくなった2050年代の日本。 　幼少期に両親が『子供に自由を与えた罪』で投獄さ…

　不登校で家に引きこもっていた少年シンは、久しぶりに外に出かけて突然交通事故で死んだ。目覚めると、そこは異世界で５歳児だった。しかも、世界から嫌われている魔族だったのだ。魔族の美…

アタシ、夜桜ツムギ。もうすぐ小学６年生。 小学５年生のある日、お父さんが部屋にきて、ニャハハハ島にテンキンするって言ったんだ。 お父さんは先に引っこすけど、アタシとお母さんは、春…

■王太子と公爵令嬢の婚約発表を行う夜会にて、突如婚約破棄宣言が行われた。非常識な宣言を受けたアイリーンは、王太子の婚約者として場を収めようとする。しかしそこへ「――ミ゜ッ！」と云…

「行方不明になった国王を探してほしい」。 ある日、荒野の入り口の酒場を訪れた「国王の通訳」を名乗る少年”リゼル”は、切羽つまった様子で王国の紋章である「黄金の樹」を差し出した。”…