「暗めの」を含む小説

太平洋戦争が終わり、フィリピンから帰還したマサオミは、空襲で焼け野原となった故郷であるN県N市を目の当たりにする。この空襲で母親を喪い、帰る場所も失った彼は、隣に住んでいた大工で…

五月の晴れ渡った日。 妄想がちな「私」は離郷のついでにあるCDショップに寄る。 そして、その帰り道、いつもと同じように妄想に耽るが……。 これはそんな憐れな人間のちょっとした始終。

短編賞創作フェス参加作品。 幸せを知ったからこそ、失くしてしまう絶望にもまた気づいてしまう。 いずれ悲しみが訪れるとしても、その幸せを手放す事は出来るだろうか。 だから祈っ…

とある冒険斡旋所に、一人の男がやってきた。彼がここに至るまでの軌跡のなかで、意図した始まりはひとつもなかった。

残暑のせいでまだ夏が続いているかのように思える令和の初秋。 過去のある出来事から人との繋がりを拒み続けていた女子高生フルタミサヲは、柄にもない好奇心と、ある目的からたまたま出会…

日々感じたこと・思ったことも交えつつ、主に自分の作品やキャラクターについて語ります。 本編に入れられない小ネタを投稿することもあります。

主に短編です。 完全にフィクションです。 暗めのストーリー

ある離島の少し小さな商業国ハミルでは他の国には見られないシレズと呼ばれる体のどこかにアザを持った人たちが住んでいた。

数年前亡くなった妹・美冬の墓参りに来た、姉・春子。 そこで偶然、妹の恋人だった男、幸人と再会する。 春子は幸人と会話を交わし、妹の生前を思い出していく―――――。

青柳宇門は長崎市の私立探偵事務所で働いている元警察官。 ある日、宇門が世話になった児童養護施設の所長が尋ね、あることを依頼する。 依頼を解決する過程で、宇門はこれまで溜め込んでき…

お母さんが再婚して兄弟ができることになった。 私は男性恐怖症で…？ 🎲))叶〜！！

ある鄙びた地方のある薄汚れた団地の一室で、うらぶれた二十六歳の青年は孤独な一日を過ごす。これはそんな青年の歪んだ思考の吐露。

『わたしはここに客として来たはずでした、けれどいつのまにか店員となっていたのです。』 　幸せなりたかった少女。少々暗めの詩的掌編です。

姫は儚く脆いもの。 愛され、護られ、騙されるもの。 その魅力は魔性であり、もしかしたら毒かもしれない。 某有名なタイトルをもじったファンタジー短編集。 『姫』と『夜』をテーマに…

戦間期の日本を考察せよ

女の子が頑張って訳アリの男の子と付き合おうとするお話。

性癖:人間に生える植物 性癖:暗めの百合 第四回性癖小説選手権に参加させていただきます。 目からお花が生えちゃう、百合っぽい話です。 カタバミは、そのへんの道端に生えてる黄色く…

頼れる親友がいた子のお話です。 暗めな雰囲気かもしれない。 流血表現的なのがあります。あと死ネタ。 短いです。 初投稿なのもあって、設定がよく分かってません。

夏のある日、暑さにやられた日下部真一は魔が刺して公衆電話で「一一八番」にイタズラ電話を掛けてしまう。 すると、電話に出た女性から見ず知らずの宗教の勧誘を受ける。非日常の足音に真一…

別サイトでも掲載している短編です。 よく分からない内容になっていますが見ていただけると幸いです。 追記 この作品への応援、レビューありがとうございます。