「夜会」を含む小説

身ごもったことで聖なる力を失った聖女ラヴィエラ。 無能の聖女と呼ばれた彼女の娘、アンジュは孤児院で虐待を受けながら暮らしていた。ある日孤児院に訪れたロージェル伯爵に引き取られた…

長編シリアス恋愛ファンタジー「月色の瞳の乙女」本編完結後のスピンオフになります。 四神が守る大陸アンスル。世界を救う乙女と、苦痛に絶えた彼のお話。 夜会前、ドレスを着て。 …

私こと、レティーシア・シャルワールにはこの国の第二王子の婚約者がいた。とても王族とは思えないような品のない王子の婚約者が。 勿論それは完全なる政略結婚であったのだが、しかしどうや…

十歳の日向子は、産まれてすぐに祖父から呪われているといわれ牧場へ里子に出されていた。しかし、祖父の死によって生家である香月伯爵家に連れ戻されることとなる。そこで、不思議なものが見…

庭師のアッシュがある日蔓薔薇の手入れをしていた時だった。空から青いモノが降ってきた。そして気が付いた時には自分の体と、お屋敷のお嬢様であり侯爵令嬢のエルシアーナの体が入れ替わって…

　男は年下と結婚するのが主流の国で、公爵令嬢のリズは年下皇太子への想いを諦めていた。 　最後の思い出にと、公爵家を立てるためにとりあえず召喚された皇太子の婚約者選びの夜会に行った…

婚期を迎えた伯爵令嬢ミリエッタ。婚約者探しの夜会でその場にいた騎士に適当に出会いのハンカチを渡すと――翌日領地へ押しかけられ求婚されることに！　戸惑いつつも優しい騎士にミリエッタ…

ルネルード・マルタード伯爵夫人は、幼い娘と夫を捨てて、若い男と逃走した。 母親に捨てられたルネは、母親譲りの美しい容姿を疎ましく思っている。 夜会では令息に言い寄られ、そ…

「エステル・ヘイヴァース公爵令嬢！！　貴様との婚約を破棄する！！」 　突然の出来事だった。 　アシュフィールド国の第三王子ジュリアンの婚約者、エステル・ヘイヴァース公爵令嬢はこ…

俳句連作二十句

ズーラシアン王国のファント伯爵令嬢エレンは、王家主催の夜会にて婚約者であったハーテビースト公爵家の二男エルクから一方的に婚約破棄を言い渡された。 エルクの間女のシェンシャンと対立…

ジラルディエール公爵家の令嬢ローズモンドはある時から前世の記憶が蘇った。ここは乙女ゲームの世界の中だと把握すると気づく。 私、このままだとバッドエンドしかないのでは？？？ 悪…

国王も貴族も腐っているエンフィア王国の後宮で生まれたラディア。母は侯爵家の妾の子だったが後宮に貢物として入れられ、父親が誰かはわからない。一応は王女として籍はあるものの、後宮から…

「エミリア・ミュレーズ！　お前との婚約破棄が決まった！」 　それは、関係者が予想していた中でも最悪の類のものが的中した瞬間であった。 　中央世界暦1655年8月、アズーリア帝国首…

「スフレ・ハーベスト公爵令嬢、君との婚約は破棄させてもらう！」 とある夜会のパーティー会場にて、私の婚約者であるアルス殿下はそう宣言した。 どうやら私の物を何でも欲しがる異母妹の…

ある離宮での夜会。 レイモンド王子は美貌の完璧令嬢イングリッドに婚約破棄をつきつける。 レイモンド王子の傍らには可憐な男爵令嬢マリアの姿が…。 それはよくある恋愛がらみの揉め事に…

とある国の結婚適齢期は王立学園卒業後の16歳からである。過去の出来事から24歳にもなって未だ結婚をしていない上に夜会にも顔を出さない伯爵令嬢フィオナ・ローズは社交界から『行き遅れ…

父の再婚相手の義母と連れ子である義妹によって散々な扱いをされているエルフリーデ。父が提案してくれた婚約者はなんと、仄かな思いを抱いている幼馴染の令息。昔は仲が良かったものの、今は…

ある夜の事。 夜会会場で友人と談笑していると、王太子が私に婚約破棄を突きつけて来たの。 でも残念。あなたとの婚約は遠の昔に破棄させてもらっているわ。 え！？ 私があなたの恋人を虐…

少しネガティブな天然鈍感辺境伯令嬢と目つきが悪く恋愛に関してはポンコツコミュ障公爵令息のコミュニケーションエラー必至の爆笑(？)すれ違いラブコメ！ ランツベルク辺境伯令嬢ローザ…