「坂道」を含む小説

坂道の古民家を改装して構えた骨董店には、不思議な品が集まってくる。店主である環（たまき）もまた、見た目は平凡ながら、「骨董に好かれる」という不思議な性質を持つ青年である。 年始に…

本当の事を言えば責められる。 おかしいな 自分ではただしいと思えば、堂々としていればいいと思う。 人の本質をたっぷり堪能した。 幸せになって欲しいが、申し訳ないけど身から出た錆以…

十年前の私へ。 今は某CPの重度腐女子になりました。私は元気です。 もう腐ることはないだろうと思ってたのに、思わぬところで坂道を転げ落ちている愉快な自分の記録。 思えば遠くまで…

ある夏の日、少年と少女は小さな冒険に出る。 坂道の彼方に彼と彼女は何を見いだすのか。

漱石さんの夢十夜は好きです。 「こんな夢を見た」で書き始めたかったのです、一度くらい。 私も小さいころから見る夢があります。 夢なので特に意味はないでしょうが、でもいつも不思議に…

2021年11月「ノベルバー」企画参加作品です。 Day12　テーマ「坂道」 ♪テーマソング（※勝手に）　スガシカオ「坂の途中」

「探偵役と謎」 というミステリー小説投稿サイトのアンソロジー企画、 「いちご・密室・マフラー」の強制使用語句を使ってミステリーを書こう！！ に投稿しようと思っている、 「救兵城…

　あおによし。 　まほろば。 　この地を指し示す言葉は、どれも美しい。 　古《いにしえ》の時代に、華やかな文化が、花開いたこの地は、しかし、現在では、時の流れに置いて行かれて…

都内某所にある幽霊坂。 この坂を一人で通ると青白い顔をした女性に出会うという。

『今日も僕は鬼にならなければならない』 己自身にそう言い聞かせてリュックを背負い、右手に鉈を握りしめ仲間達と緩やかな坂道を下って行く。 大学の研究室で行われていた実験、 【細胞…

通り慣れた坂道で。

「……タビアゲハ、おまえはこいつをどう思う？」 　住宅街の坂道で、バックパックを背負った老人は抱えたスイカを仲間に見せていた。 　そのスイカは、先ほど坂を転がり、擁壁に激突して…

女子陸上部、文学少女、カワイイの天才。全くタイプの違う3人が1人の先輩に恋をした。直接接触を図るもの、密かに思いを寄せるもの、友人に交際宣言をするもの、そのアプローチのしかたも三…

この話は@tolo-ri_voiceが日向坂46についてを語る話です。ただ話を書くだけでは面白くないので30分をタイマーで計りその時間内でのみ書き進めることができるというルールを…

私にとって詩とは何なのか？　人生とは？運命とは？　その答えを見つけるための詩です。

　高校三年生の迦楼羅焔《かるらほむら》は生まれも育ちも奈良県奈良市。清明節を過ぎたある日の夕暮れ、ささやきの小径へと続く自宅前の坂道で怪奇現象に遭遇する。 　その場に居合わせた幼…

　山の頂上を目指して、坂道を上る。 　山の頂上がゴールだと信じ、ひたすら上る。 　僕もずっと歩んできた。 　歯を食いしばりながら、ただ、あがき続けながら。 　そして、今も、登…

KAC二日目「走る」参加作品。 駅から続く長い坂道を登る途中に見たものとは。

KAC2021 02回目「走る」参加作品 　高校で陸上部に所属する＜ウチ＞らの目標は、四継で北関東大会に出場することだ。しかし、ここ数年、惜しいところで出場を逃していた。新たに…