大事なものは何だろうか? 詩とは何だ?
大西元希
施設
空に浮かんだ流星群がそっと光るように
自分は輝けるだろうか
背を向けて歩き出す
つくえに並べられた食事を食べながら
どうして人間は食事をするのだろうと考えるだが答えなんか見つからない
答えがあるのだろうけど そんなものはいらない
答えを探すことに酔っているのだから
母が「お前なんかいらない」と言ったことをぼんやりと思い出してしまって
自己嫌悪でため息を吐く
施設の子供達は皆 大人に対して疑心感を抱いている
誰も信用できないと表情で感情表現しながら拒絶する日々
見かけだけの大人たちは苦笑い
友達は心配して来てくれた 表情に苦痛が現れていた私を励ましてくれる
ありがとうと言うと 笑ってくれた
大事なものは何だろうか? 詩とは何だ? 大西元希 @seisyun0615
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。大事なものは何だろうか? 詩とは何だ?の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます