「和風」を含む小説

★第1巻2025年11月25日（火）発売予定★ ★第5回一二三書房WEB小説大賞銀賞受賞作★ 【イメージイラスト】（作：SioN先生） https://kakuyomu.jp…

───『於爾（おに）』と呼ばれる、人間の煩悩から生まれる異形のイキモノが跋扈する国、『爾溢（にほん）』。 　 その『於爾（おに）』を数千年に亘り退治し続けるのは、『あ』から…

幼馴染の女子が因習村の生贄になって死ぬ話です。 ※ 短編として完結させていますが、いつかその後を書けたら良いなという気持ちを込めてカクヨムネクスト賞のタグをつけています。

数百年に渡り、女神・天深空夜灯卜姫命（あめのみそらのよあかりうらのひめのみこと）（通称：灯）に仕えてきた精霊の青年・涙（るい）。しかし彼の主人である灯は引きこもりで、数百年間姿を…

清原紗月は、玄武を従える清原家の落胤にして、人殺しと蔑まれる少女。 幼い頃、母と共に結界の安定化任務に同行した紗月は、暴走した力で部隊ごと母を消し飛ばしたと告げられ、力を封印され…

時は明治。華やかな時代の真っただ中、賑わうメイン通りの脇に続く裏通り。 一人の色男が向かうは表看板は骨董屋、しかし本当は占いどころを商う「千希林堂」。 しかしそれもまた表の顔。 …

強くなりたいなら――修行より、ポメラニアンと仲良くしろ！🐾 癒しの力で寿命を削る少女と、彼女を守る盾の少年。 二人は仲間たちと、“死の神”イザナミに挑む！ 光城葵（秩序を重んじ…

「あなたを私のうたた寝監視係さんに任命しましょう！」 「まだ寝ぼけてるようなら立ち上がるとすっ転んで危ないぞ？いきなりどうした」 　高校一年春。九州の玄関口、北九州。 　穏やか…

河越家――平安から現代まで武蔵国を支えた一族。 その歴史には“栄光”と“崩壊”が幾度となく刻まれている。 しかし、その裏には誰も知らない真実があった。 一族の嫡流・秩父重綱は、…

時は明治、文明開化の音が鳴り響く東京。 ガス灯が夜を照らし、鉄道が大地を揺らす新時代の裏側で、政府が断行した「神仏分離令」は、「廃仏毀釈」の熱病を生み、古き封印を破壊し、日本全土…

瀬山は、楼閣の妓女だった。 いつも化粧のぬかりない彼女は、ある日、友人の妓女が折檻されているのを見てしまう。 その日から落ち込んでしまった彼女は、一人の老女に出会う。

とある深山に住む鬼女の月（つき）は、定期的に人里に下りては悪さをしていた。そんな彼女が最近はまっているのが、ある男の家への通い妻。ただ鬼だけに、しおらしいとはいかなくて――鬼の乙…

❀✿❀••───────────── 『龍の贄嫁』第1巻〈下〉 メディアワークス文庫様より 2025年4月25日発売！ 装画：mokoppe先生 ─────────────••❀…

　一族から虐げられていた少女・琴は、居場所をなくして孤立していた。 　国には、天の巫女に仕える『聖職者』という役職がある。そのうちの一人、『聖琴師』は巫女に筝の音色を届けるという…

「あんたが選べる道はふたつにひとつ。ここで狐の餌になるか。俺に『盗まれる』か」 莵道の末姫・かさねは、狐神に嫁ぐため、親しんだ家を出る。しかしその婚姻は、豊穣のための贄を意味して…

第８回富士見ノベル大賞一次通過作品 表情から感情の一切が消え失せた売れない戯作者――佐倉（さくら） 雀の羽根のような色合いのフワフワの髪を持った少年――すずめ丸 そんな二人の…

高校最後の夏休み。 時坂彼方は、自由研究のテーマとして選んだ「ある伝説」を調べるため、地図の空白地帯にある集落——空蝉村を訪れる。 彼がこの村を訪れた本当の理由は、伝説の真偽…

　僻地の村に住むひよりは、年頃になったら村に奉られた神のもとに嫁に行くことが決められていた。婚礼の儀が行われ、古びた神社からつながる異界の神々が住まう場所が、ひよりの家となった。…

揺れたのに、壊れない。 写ったのに、写らない。 見たのに、記録が残らない。 島根の高校生・八坂御布（やさか　みの）は、 三本足の烏と、黄色く染まった雲を目にする。 その日か…

短歌が好きな鈴川結は、ある日、白い水たまりに飲み込まれてしまう。気がつくと、奈良時代のような服を着て倒れていた。駆け寄ってきた女官は、結のことを「光の国」の王だという。この国では…