概要
仲間殺しの花嫁×神獣を従える当主。封じた力が帝都を救う和風幻想譚
清原紗月は、玄武を従える清原家の落胤にして、人殺しと蔑まれる少女。
幼い頃、母と共に結界の安定化任務に同行した紗月は、暴走した力で部隊ごと母を消し飛ばしたと告げられ、力を封印されたまま清原家の座敷牢で暮らしてきた。
一族からは奴隷同然に扱われ、罪を償うように息を潜めて生きるのが、紗月の日常になっていた。
そんな彼女に突然告げられたのは、青龍を従え帝都の結界を司る九条家への輿入れだった。
四家の勢力争いの中で押しつけられた不良債権の花嫁。
夫となった当主・九条当麻は「形だけの夫婦だ」と突き放す。
一方、神獣・青龍や使用人たちは、紗月の傷に気付きながらも少しずつ彼女の日常を揺らしていく。
やがて帝都の結界は綻び、山姥をはじめとする妖が街に姿を現し始める。封じられたはずの紗月の力も、次第にその気配
幼い頃、母と共に結界の安定化任務に同行した紗月は、暴走した力で部隊ごと母を消し飛ばしたと告げられ、力を封印されたまま清原家の座敷牢で暮らしてきた。
一族からは奴隷同然に扱われ、罪を償うように息を潜めて生きるのが、紗月の日常になっていた。
そんな彼女に突然告げられたのは、青龍を従え帝都の結界を司る九条家への輿入れだった。
四家の勢力争いの中で押しつけられた不良債権の花嫁。
夫となった当主・九条当麻は「形だけの夫婦だ」と突き放す。
一方、神獣・青龍や使用人たちは、紗月の傷に気付きながらも少しずつ彼女の日常を揺らしていく。
やがて帝都の結界は綻び、山姥をはじめとする妖が街に姿を現し始める。封じられたはずの紗月の力も、次第にその気配
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★ Very Good!!重い宿命を軽く読ませてくれる
日本の架空の時代(自動車が少ないながらも走っているので、明治後期くらいか)を舞台にした伝奇ものです。
最初、主人公である紗月が底辺状態から始まり、読んでいてもなかなか胸が痛むのですが、だからこそそこから色々なものを勝ち取っていく、気持ちの良い展開が想像され、序盤から読み進めたくなるような力を持つ物語です。
世界観としては重苦しい感じではありますが、描写はむしろ軽めに感じ、そこが読みやすさを生んでいると思いました。特に青龍の存在は大きいですね。この手の物語では、どこかに「逃げ場」がないと読んでいて疲れてしまいがちですから。
妖も登場しますから、この先戦闘シーンも入ってくるのでしょうか。こ…続きを読む