ありきたりの枠に収まっていたはずの主人公が、神の支援によって妖怪退治を志す現代ファンタジー作品です。
主人公は中学生の少女。
ある強い地震を感じた翌日、世界はあまりにも変化を遂げていました。
見たこともない空の色、三本足で闊歩するカラス、そして人に仇なす妖怪たち。
今までは薄いヴェールによって遮られていた幻想が、まとめて世界に顔を出してしまったのです。
人間の困惑など、妖怪たちには関係なし。主人公はわけも分からぬ内に、命の危機に瀕します。
しかし、そこに助け舟を出したのもまた幻想。高位の神を名乗る存在から預かったのは、妖怪を祓う聖なる神具。
主人公は日常を取り戻すため、神の一助となることを決めます。
果たして彼女は、世界に平和を取り戻すことができるのか。
ぜひ読んでみてください。