「わたし 子供」を含む小説

ゆきちゃん、83歳。(祖母) そして、26歳の孫のわたし。 幼少期を祖母のもとで過ごした時間が長い私は、恩返しとして大人になってからまたゆきちゃんのもとに寄り添うようになった。 …

中学２年生に進級したわたしのお小遣いは、１年生と変わらず据え置き。 実家のラーメン屋が不況で厳しいのが原因だ。 これじゃ、何にもできない。 一方の彼のお小遣いはずいぶん値上がった…

宮吉橙也と杉里莉桜は幼馴染み。昔は内気だった莉桜は、なにかと言えば橙也につっかかる、強気で才色兼備な少女に成長していた。 そんな彼女に自分なんか相応しくないと思いつつも、橙也は…

茜は姉の碧が好きだ。けれど本人に言えるはずもなく悶々とした日々を過ごしていた。その日もまた妙に子供っぽい姉との日常風景は紡がれていき... 短編です！ すぐに読めるので一読して…

わたしは量販店で働くパートのおばさん、いや、おねえさんにして欲しいと思うアラサー。 仕事はキツイけど、子供のためにエンヤコラ（古い）と毎日働きます。 そんなわたしの癒やしは、レジ…

　薫（カオル）は、幼馴染である隆二（リュウジ）君と結婚してこの間、子供が産まれた１児の母。 　彼は、私たちの子供が産まれた後、変わってしまった。子守をお願いしても、あまり積極的…

「お腹すいたなぁ……。最後に食べたのはいつだっけ……」 　少女は空腹だった。 　奴隷狩りに捕まり、奴隷として売られる直前で逃げ出してきたのだ。 　街中では、あちこちから良い匂い…

山梨県 小淵沢のどこかにある釣り堀のお話。そこに出向いた主人公は、何も思い何を感じるのか。ぜひ一読。

最愛の姉を失った有咲霞 親友を殺めた桐ヶ谷透華 生徒と教員、2人を繋ぐ絆は1人の少女の死であった。 行き場のない欲望を持て余すあまりに異能に目覚めた子供たち。「魔がさした」…

人里離れた深い森の中。咲き乱れる赤いバラに囲まれた寄宿学校。だれかにとっては日常。だれかにとっては楽園。だれかにとっては監獄。そこでわたしは暮らしている。絵本のお姫様に憧れて、遠…

母親の葬儀の時に九尾と契約した、それは女の子同士の求婚であった。その後の家出をして数年、高校生になったわたしは自宅に戻る事になる。そして、彼女が自宅に転がり込むことに。マジ、ガチ…

捨てた思い出と、忘れた名前と、隠した感情を、海に拾いに行く話し。 「カラのはら」 　たった一通のメールで再会できるかは、僕とあの子の選択だけで決めるべきだった。海で会おう…

大人から見て、いい子供。 それを演じてきた私は、成長につれて息苦しくなった。 成績優秀な子。 それを周りが求めている。 じゃあ、成績が悪かったら？ 誰も私を必要としていない…

高嶺の花と噂の絶世の美女が僕に恋⁉️ 愛すべきヘタレの僕の一生懸命なラブコメディ！ 初めての試みとして、製作途中で掲載していくという「連載」の形をとっています。 実は「深い海に…

地元が嫌いです。 ダサいし、面白くないし、不便だし。 ……それでも、やっぱり生まれ育った場所なので愛着のようなものがあるわけで。 日常で取りこぼしてしまうような、些細な「好き」…

※近況ノートを利用した表紙画↓ https://kakuyomu.jp/users/HiranakaNagon/news/16817330666617106289 　もとはとあ…

ものごころついたときには周囲からブタと呼ばれていた。智枝という名前だから「チエブタ」。幼い頃から背が低く太っていた。鼻もつり上がっていたし、目はまぶたに埋まって細かった。 ブタ…

自作品のSSです。別枠で出したのは本編と全く関係ないからです

ルーフィ：魔法使い。１８世紀から来た旅人。イギリス人。 わたし：トラベルライター。21歳。Megが愛称。マーガレットがほんとの名。 めぐ　：もうひとりのわたし。並列時空間での「わ…

わたしの旅館に宇宙人さんがやってきた。 今よりもかなり未来のことなので、そういう事もあるかもしれない。 だからって、我が旅館に来るなんて微塵も思ってなかったけど。 生まれたとき…