「どこかで 読者」を含む小説

　魔術を自在に操る人類が大陸全土を支配した、生まれた家によって将来の仕事が決まる世界。 　ヒトが生態系の頂点に君臨する時代に、ニンゲンに奉仕する生物――アオイトリ――の少年「青（…

只今、１７編を完成し、１８話ー竈の神ーを執筆中 続きに文芸社からの審査書評を掲げますが、これにも、書かれているように、 「前編では、判然としなかった事が他編で初めて明らかにさ…

電シャ 逃げる、私は逃げていた 鼻からは 私が先ほど、ぶつけた時に、血管でも切れたのだろう 呼吸の邪魔になるような 鼻血が、漏れだし 口に入り ぽたぽたと 顎から落ちるのを感…

「唄」は「民謡、短歌、長唄」 ポップな「歌」ではない物語 日本的な、素朴なつながりを求めて 日常の一コマを軽く切り取った、オチもない話ばかりになりますが どこかでつながっている…

主人公は妻や息子を持つ男性。 どこにでもいる、仕事も家庭もうまく作ってきたけど、 どこか危うい会社人間。 ある日を境に、家庭に異変が起きる。 思いも寄らない展開に、主人公も読者…

　学校でひどいいじめを受けていた少年ワタルは、ある日とつぜん転移した異世界で黒魔術師ベザレルに出会う。ワタルはベザレルに黒魔術を習うことで、魔物のはびこる危険な異世界をなんとか生…

『✕』１ 『✕』印は、コンテストに落選した作品の刻印です 男は見知らぬ、荒野景色の中で──岩肌に背もたれた格好で座っていた。 「ここは、どこだ？オレは誰だ？この姿はなんだ？」…

『✕』１ 『✕』印は、コンテストに落選した作品の刻印です 彼女の声が聞こえる、時に優しく、時には厳しく……でも、彼女の心と体は君には視えない。 第1回「G’sこえけん」音声…

「カランと琥珀色の氷山が溶ける」。そんな不思議な表現が始まりの一文として登場する『シャノワール住宅会』。物語の舞台は警備の行き届いたリゾートマンション。しかし、主人公の心は落ち着…

ユーモア小説です。こんな救急車を読んだことがありますか？ ★作者の感想「なにものにも留められることのない行動体としての強さ──それが救急車」 ★読んでいない読者の感想「あれも…

[説明] 　自身初の長編ミステリー。ミステリーとして第一に浮かぶのが殺人事件物ですが、それは若い自分にはまだ描きにくいと、そこで思いついたのが地元では都会である名古屋市栄を舞台に…

ぱっと見ると、どこにでもいる青年「克己（かつみ）」 しかし彼は耳が聞こえない。　 でも普段から手話という言語を使用していない為、コミュニケーション能力は中途半端なものがありま…

主人公は自分がどこにいるのかわからない状態で、崩れ落ちた廃墟の中を逃げ惑う人々を目撃します。そこで出会った女性に「ここがあなたの街だよ」と言われ、彼女から自分についての情報を聞く…

主人公の小学4年生、35歳、50歳を読者になんとなく感じていただく。しかし、これは序章にすぎなかった。ある日突然、35歳の父の体に憑依してしまう。「ひとつだけ望みを叶える」との天…

【祝２０８９０PV突破】 どこにでもいる普通の一般人な俺が、突然、異世界に飛ばされた。 異世界に飛ばされたら、なんと異世界ファンタジーな世界が広がってる！ なんてことだ・・…

　ここに、とあるパパと息子がいます。 　息子の名前はタケシくん。いまは小学五年生です。 　ふたりはちょっと見ると、どこにでもいそうな普通の親子。でも彼らはほんの少し風変わりな親子…

高校生田中涼はトラックにはねられて異世界に転生した、そこから始まる異世界スローライフの話。衝撃の瞬間なんてないし、読者の予想も裏切らない、アイスで言うとバニラ味、そんなありきたり…

そのサメが産声を上げたのは八月一日、午後二時十七分のことだった。 扇野学園オカルト研究会の部室で物置と化していたサメはその日、突然自我を持った。 「どこだここ？！」 一声叫んだ…

銀牙に響く無法の旋律と奇の笑い声。 「きょほほほっ！！」 悲しみの声が銀牙の衛星級宇宙船の目安箱に届く時──〔バグ・フリーダム〕のおせっかい娘と性悪女が衛星級宇宙船・極楽号とナラ…

唯々、旨い物を食って美味しい酒を飲む。それでいいじゃあないか。 出会ってしまった訳ありの人物、その他友人等と共に移り変わる季節を愛で、行事を楽しむ。まあ、そんな感じ。 「ぐだぐだ…