「ふしぎな」を含む小説

※筆者の圧倒的語彙力不足によりうまくニュアンスが伝えられません。申し訳ありません！！ 人類は人工知能に感情を搭載することに成功し、ついに意思をもつ機械、アンドロイドが誕生した。…

よくある言葉、よくあるシチュエーション、よくある話。 それでもほんのすこしざわっとするようなショートショートをあなたに。

風花が死んだ。 風花は俺の彼女で、俺と彼女は役者の卵だった。 その突然の出来事に俺は自室に閉じこもり抜け殻のようになっていた。 それでも生きなくっちゃいけない。それはわかっている…

押しに弱い俺は、胡散臭い占い師に「どんなアルコールでも提供できる」というさかずきを渡される。 もちろん信じていなかった俺なのだが、その後占い師の言った通りのとある出来事が起きる。…

狂信的な父親の命令で、鶴橋の古本屋というへんぴな所にいる「座敷わらし」を連れてこいと言われた双子の話です。

お喋り傘《アン・ブレラ》は今日も人間と過ごす。 真っ黒で無駄に大きく、そして――喋る。口もついていないのに喋り続ける。 誰かの元へ俄雨のように訪れ、暴雨のように爪痕を残し、まるで…

テーマに沿って書かれた超短編・掌編です。 2010年から2012年ごろのリトルプレス誌「東京グルタミン」掲載作を集めました。

九月の終わり、そんな持論を言っていた水野は突然失踪した。そして導かれるように三月の下旬、水野の同級生・小谷透は水野の死体を見つける。 葬式から月日を遡り、物語は、記憶は現実から幻…

精神の病で療養しているはずの妻が浮気をしているのを目撃した主人公。 どうやら、彼女には秘密があるようで……

サラリーマン 兼 素人物書き・江本晋也は、仕事疲れと読者のつかない小説に心を擦り減らしていた。 そんなある朝、彼が起床するとなぜだか金髪になっていた。 ――どうして金髪になってい…

放課後。 俺と小葉瑠は待ち合わせ場所のバス停で後藤を待っていた。 時間を過ぎても後藤は来ない。 俺は退屈しのぎに小噺なんかをしてやったのだが、話を聞き終えた小葉瑠は突然真剣な面持…

「いつも」のごく近くで出会う、ふしぎな「なにか」。 そんなある日の出来事。

ゴールデンウィークの最終日・朝。 明日からもう仕事か……。 そういう憂鬱な気分を払おうと俺は、タバコを吸うべくベランダに出た。 そしたら腰を抜かしそうになったね。ベランダに見知ら…

初夏の夜大学生ナオが出会ったのは河童だった…。 北の街札幌を舞台に、ゆるくまったりと繰り広げられる夜のあやかしたちの生活 お楽しみください

うちのバイト先の窓からは、昔ながらのあれこれ屋さんが見える。タバコとかお菓子とかお酒とか売ってて、優しそうなお婆ちゃんがいんの。 今日もバイト帰りにジュース買ってこうとしたら 「…

古い雑貨や機械を取り揃えているふしぎ堂。 ここにはふしぎな住人達が暮らしている。 彼らは様々な会話をしながら時の流れや自分たちの存在について考えている。 以前、別のところで執…

オカルト要素なしで、すこしふしぎです スノーハイクで雪山にテント泊したお話です。 ファンタジーの考察の一助になればと思います。

「夢」を売り買いできる魔法使いの少女と、売れないミュージシャン男。そんな2人のすこしふしぎなショートショート。

心の内に宿る輝きはその本人も含めて他の誰も気付かない。 自分の持つ輝きを知るために人々はさまよい続ける。 その輝きを形として顕すことのできるもの、それが宝石。 人生の岐路に…

左目に宿った「詠目」の力で心の中の物語を読み取り、形にできる少年カタリィ。彼は宇宙から物語の気配が近づいてくるのを感じ取る。時を同じくして、月面に所属不明の宇宙船が不時着する。カ…