「寺」を含む小説

　十五歳の踊り子・茗凛(めいりん)は、酔っ払いに絡まれたところを二人の少年に助けられる。長安から仏教留学にやって来たと言う二人は、なにやらワケアリの様子。しかも彼らの滞在先である…

あきる野市五日市にある、大悲願寺の過去帳に記載された「弓木再庵」とは？

あきる野市五日市町にある、大悲願寺の過去帳を見ていた時、同じ日に亡くなっている戒名に気が付いた事から、「弓木西庵」について調べたのが始まりでした。

日常と非日常は隣り合わせに存在していて、人は何かがきっかけとなってその境界を越えてしまうことがあります。 主人公の「僕」もその一人でした。 よろしければ三分間お付き合いください。

（2015年）第11回「深大寺恋物語」応募作。

ある学院に伝わる伝説。それは流れ星の絵を見つけると、その人にとっての幸せが訪れるというもの。主人公の愛華（あいか）は伝説を探す中で同級生の勇人（ゆうと）と知り合う。その伝説を見つ…

宇宙とは天地古今、いいかえれば空間と時間のことで、前代未聞の肩書といっていい。「おれは、やるからには森羅万象、宇宙に存在するすべてのものを支配したい｣。侯景の真面目はここにある。…

世の中は不景気で株価は低迷。 サラリーマン・高見沢一郎はこれに辛抱できず、夏木奈美を誘い、ついに株価アップ・プロジェクトの立ち上げを目論む。そのためには歴史上の人物が必要。 そう…

大衆演劇の舞台の役者はまるで「神」みたい。 或いは「仏」みたい。そう思うことがある。 ホラ、胸元の万札…≪お布施≫のような… とある御寺の住職の嫁もそうして初の大衆演劇に魅せられ…

友稀と憂の出会った日 桃の節句ーー　 奥深い長野の山の庵で催された満山一矢の茶会に出かけた高咲憂。優雅で艶やか、風流な行事、でも落ち着かない。 兄、優紀の同級生の一矢に巧み…

高校生欣勝寺透の何気ない日常は、突如空を割って現れた大怪獣によって終わりを告げた。 愛する人を失い、世界を蹂躙されて失意の底に沈む透の前に大導師サロモと名乗る人物が現れる。彼は透…

零細編集プロダクションに勤める牧野真樹(まきの・まき)はある日、会社の先輩である近江匡(おうみ・おみ)からとある失踪者の話を聞かされる。 その失踪者は、クルーズ客船サングローリー…

ぷりるん。～特殊相対性幸福論序説～ By 十文字青 カクヨム読者様、そして↑のフォロワー様に捧ぐ。 全方位全開ラブコメ、あらすじのこの１ワードに惚れた作者が贈る渾身のＳＳ …

一人暮らしのサラリーマン健治は心の拠り所であった愛犬を失ってしまう。 ある日健治は悲しみが癒えぬまま歩いていた寺の敷地内で、不思議な力を持った老人と出会う。 そこで衝撃的事実を…

特になし

差別と偏見に満ちたイエズス会日本教区長、カブラルの見た信長、秀吉、そして本能寺の変。その真相と現代日本人の宗教観。

明石の須磨寺で、夜な夜な笛の音が聞こえてくるという。 その怪異を解き明かしに寺を訪れた陰陽師、安倍有世が見たものとは……？

歴史的事件はなぜ起きたのか？ 本能寺の変までに起きた、明智光秀の思惑を描く。

放課後、高校の化学室から悲鳴が聞こえた。 駆けつけた探偵部の部長で優秀な探偵、野上隆之介は、そこで首吊り死体を発見するのだが、化学室は密室で鍵を開け中に入ると死体が消えていた。 …

　神代大翔(かみしろひろと)は夜が楽しみだった。 　夢の中で自分の意思のままに動けることに気がついたのだ。毎晩自分が活躍する夢を思い描きながらも何もない廃墟のような世界を一人歩き…