「ガールズラブ？ 短編」を含む小説

「トワは永遠にあたしを愛するって誓える？」 いつかの日、アイは私にそう言った。 私はまだ、永遠の意味を知らないでいる。

　木桜春は花も恥じらう女子高生である。 　春は雪月花という作家の大ファンだった。 　雪月花は大ベストセラー作家で、書いた本は飛ぶように売れるが、覆面作家であり、現役女子高生である…

お盆休みを利用して、実に五年ぶりに、父親の実家へ帰省した、増田碧。すでに高校生となっていた男二人、女一人の計三人のイトコたちとは、実に久しぶりの再会を果たした碧であったが、特に同…

ショートストーリーなので一話完結型です。毎週金曜更新予定。

『あの、お姉さん』 「なーにー、妹ちゃん♪」 『今回の事案は、お姉さんが夜、私にチューした後に施錠をしっかりしておけば、バレなかったのでは…』 「あー、そーねー」 『なんで、何度…

高校を卒業した真生は、親友の里枝子に誘われて夜の高校に忍び込む。 昭和最後のころのほんのりGLです。

以前サイトで運営していた「文字書きさんに100のお題」の短編小説集です。 BLと非BLがあります。全年齢です。 順番は適当です。お話は続いたり続かなかったりします。 配布元：P…

「オモワナグサ」という花のお話です。 ※自サイト「ハノカイレ」（https://www.hanokaire.com/）にも同じ作品を置いています。

告白から始まる物語。

もう彼女なしじゃ生きていけない……。

　高校２年生の璃子（りこ）の幸せな時間は、同学年の美波（みなみ）と一緒に帰る時間。しかしその五分間は、幸せばかりではないようで。

　二人の少女は突如として最後の夜を迎えます。

亜紀と夕子は学校ではほとんど接点のないクラスメイト。 けれど放課後になると誰もいない教室で二人はひっそりと重なり合う。 それはただの戯れ。ただの錯覚。 きっと、それで良いと思っ…

クラス内でツンデレが2人いる。 いつもいがみ合ってるけど、周りから見たらただいちゃツイてるしか見えない。 そんな2人を優しく見守る私のお話です。

仮野さんにとっての私が、ただの都合の良い道連れだったとしても、私はそれでいいやと思った。彼女だけが私を許してくれるから。あぁ、許すんじゃなくて、単に興味がないだけか。 「私」 …

私は|星〈せい〉が好きだった。 同性だからこの気持ちは違う。これは友愛なんだと思い込もうとしていた。 仮に私が本当に星を好きならば尚更、星だけは避けたいと願っていた。 …

大学二年生の晴永 朝陽(はるなが あさひ)は、何となく降りた駅で、一人の少女と出会う。アコースティックギターをかき鳴らし、歌う少女の姿に、朝陽は惹かれた。 幼い頃、両親と妹・風花…

ある悩みを抱える田舎の少女。 夏の瀬、彼女の前に不思議な転校生が現れる。 水面に揺れる青いスカート。輝く木漏れ日。 セミの鳴き声は、儚い友情をせせら笑う。 消えてしまいそうな思…

１話は、1200文字以内です。１人の話は、5000文字以内の短編の物語になります。 【結婚生活なら知ってる】 結婚相手とずっと一緒にいれると思ってた里依紗と亮。 【抱き合い…

魔女に拾われた少女の隠し事