「吸血鬼」を含む小説

ごく普通の高校生・桶皮紫暢は、突然異世界に転移してしまう。転移した先は、なんと反人間思想が根強い吸血鬼の国・ルメニアであった。案の定吸血鬼に目をつけられ容赦ない暴力に晒される紫暢…

異世界・七曜界(レイアスタ)、この世界には七つの色が存在する。 白、黒、薄橙色、ネオンピンク、青、赤褐色…… あともう一色はまだ誰も知らない。 七番目(それ)がたしかに在るこ…

吸血鬼VSサキュバス。食べられたのは、どっち？

三百年前、吸血鬼のメアリー・ブラッドリーはある男の娘と出会う。 その男の娘、静江は体を売って生活をする遊娘だった。（遊娘とは遊女の男の娘版） 静江と一晩過ごしたメアリーは静江を身…

私の前に突如現れた不気味な笑い声、人間とは思えない見た目の少年は……何とヴァンパイア？！ しかも、コウモリを怖がりニンニクが大好物の、私の知るヴァンパイアとはちょっと違う、ヘンテ…

吸血王（ヴァンパイアロード）にして「吸血の魔王」ジークは『七種魔王』の1人であった。 配下も持たず、眷属は拾った元奴隷のエルフが1人だけ。攻められても全く相手にせず、世間では…

吸血鬼に浸食された町で、俺ら――涼哉と縋は二人は生きていた。だか、縋が吸血鬼化した日から、すべてが壊れ始めた。そして、世界は傾いたジェンガのように一気に崩れ始めた。そして、幸せが…

残業上がりの深夜一時、幸嶋新（こうじま　あらた）二十九歳は何者かに後をつけられていた。 「血を寄越せ……」その一言に、よっしゃ変態上等死にさらせ！と足を振り上げたところ―――ノッ…

多様な人種が暮らす極東の島国 ミスティス王国では、多様な人種が共存しているが、さまざまな人種間の問題で緊張が高まっている。なにかのきっかけで内乱がおきてしまいそうだが、はたまた.…

とある希少な疾患を持つ『先輩』と、その後輩は、いつでもどこでも行動を共にしている。そんな二人はある秘密を共有していた。 これは特異な関係性の二人組を中心とした、高校生の人間関係…

　平凡な日常、普通の生活。 　ぼくの周りは、しかし少し普通とは違っている。 　幼馴染であるサキ、その正体はなんと吸血鬼。 　サキの家に厄介になっているぼくは、彼女とある行為を…

——こんなお話があるんだ。 そう言って始まる、小さなお話。 月見の合間に語る、誰かのお話。 昔話か噂話か。それとも御伽噺か。 紅色に月が咲き誇るまでのつまみとして、君に語ろ…

精霊は唯、想い人を守るためにその力を振るう

『ヴンダー・カンマー』——ここは、驚異の部屋、不思議の部屋。 　世界中から珍品を集めて展示する、博物陳列室。 　自然の物、ナトゥラリア。 　珍奇な物、ミラビリア。 　人工の物、ア…

お互いに人間ではないと気付いた中学生男女が、他の仲間を探してわちゃわちゃする話です。 妙な噂のある山に入ったり(昼間だし肝試しじゃない)、 魔法使いのマジックショーを見たり(デ…

私は日光を浴びてみたい アルビノの少女【夜雀　白《よすずめしろ》】は日光にあたっただけで火傷してしまう体質だった。 今年高校生になった彼女はダンジョンに入る事を決意する。 白…

　ルーリナ・ダァーゴフィア・ソーサモシテンは、史上最強クラスの吸血鬼にして、裏社会に絶大な影響力を持った秘密結社のボス。 　彼女は1950年代から連なるのアフリカの混迷極まる…

吸血鬼史上最悪の負の遺産【罪過の薔薇】。 吸血鬼のドラクとエルザは、罪過の薔薇の制作者である同族 ヴラド・バートリーを追うことを目的に旅をしていた。 十六年前、ヴラドの手によっ…