「花火」を含む小説

人の魂は明太子として体内に格納されていることが判明した世界。教室で倒れた病気の友人・ミズノを見舞うため、ニシミは病院を訪れる。最近、この辺りではお祭りが頻発していて、そこかしこで…

その部屋にいる子どもは｢家族｣を築いていた。誰も知らない部屋で愛を知らない子ども達は花火を見る。

そんな、祭のあとの祭の話。

ウイルスの蔓延により宇治川花火大会が中止されることになった。自重ムードが漂う中、僕の友人の提案でネット上でバーチャルのお祭りをすることになった。みんなで花火を持ち寄ってそしてそれ…

夏祭りの日。 一昨年、去年は最高のひとときだったけど。 今年は、後輩の彼が隣に居なくて。 少女はぼんやりと花火を眺めながら、物思いに耽る。 カクヨムKAC2020参加作、その２…

カクヨムイベントお題「最高のお祭」参加作品。 いつも幼馴染につきまとわれ、お祭に行くのも誘われて、うんざりしていた少女は、幼馴染に強い口調で言ってしまい……

「最高？のお祭り達」のはなし。

　「ねえ、……今日、暇？」 　昼休み。学生のウトウトを誘う時間。 　まどろみの中に沈みそうになった俺を覚醒状態に戻したのは、学校きっての天才だった。 　確認するが、当然こんなト…

夏休み中の高校三年生――愛染詠（あいぜんよみ）。夏祭りの最中、詠はわけもわからず花火の爆発に巻き込まれてしまい、姉の謳（うた）と共に江戸時代へとタイムスリップしてしまう。

音楽のタイトルや歌詞から想像をふくらませて短い物語を書いています。 ◼️タイトル 線香花火が消えるまで ◼️原曲 けやき坂46『線香花火が消えるまで』 ◼️あらすじ 夏休み…

とある歌を思い浮かべながら書きました。

動物が好きなリサちゃんは、犬が飼いたくてたまりません。 何度もママに頼んだのですが思うようにいきませんでした。 でも、そんなある日、学校から帰ると、念願だった仔犬がリビングにいた…

小手毬 葵(私)…黒色のストレートヘアに不思議な色の瞳を持つ。好奇心旺盛で活発。生まれつき大病を患っているが、中学一年生になった今ではかなり回復している。海斗とは家が近所の幼馴染…

夏を迎える前にこの世を去ったはずの兄。そんな兄が、クマのぬいぐるみに乗り移り再び私の前へと現れた。

一番楽しい場所が、一番辛い場所になった―― 花火が燃え尽きるまでの束の間の甘い時間が、悲劇を巻き起こした。 人を愛するということは、誰かを傷つけること？ ※後味悪いバドエン注意

線香花火のはかない物語です。

『やっぱり女の子が好きなんておかしいですよね？』 放たれた言葉といっしょに心の奥底に仕舞いこんだ想い。もう二度と恋なんかしないと誓ったはずなのに。 けれど、どうしても抗えなかった…

或る花火大会の日、火薬の爆ぜる音を聴けば蘇る思い出…。彼女は一体、何を木っ端微塵にしてしまいたかったのだろう。