「青春 音楽」を含む小説

両声類とは男と女どちらの声も出す事の出来る者を言う。 もともとネット上の一部では人気のあるジャンルだったが、伝説的歌い手の「初代ドリム」によって、両声類を知る人は一気に広がった。…

ードアをあけたらそこには人外なほどの美女が美しい音色を奏でていたー 心に傷をもつ天才ヴァイオリ二ストと夜にしか姿を現さないピアニスト。 様々な試練を乗り越えた先は何があるのか。

家の物置でギターとバンド「ＭＥＳ　ＣＨＥＲＩＳ」のＣＤを見つけたときから、僕は音楽に魅了された。音楽が禁止された世界、今や誰も使わない音楽室の片隅で、僕はひとりギターを弾く。 …

　 　好きな物を順に挙げれば、僕はお酒の次に映画が好きで、音楽が大嫌いである。 　あの日、僕は禁じられたロックンロールってやつに魅せられ、ペンでも剣でもなく、水色のストラトキャ…

クラスメイトの水無月少女に話しかけられたのは、梅雨の終わり。うだるような暑さの放課後だった。 「鳥が見えたら音楽室へ行って」 奇妙な言葉を聞いたその日から、平凡で代わりばえのない…

　寂れた保育園の会堂で、ふたりの青年に出会った僕は、微妙に食い違う告白から、微かな犯罪の匂いを嗅ぎ取っていく。彼らは天使か、それとも悪魔か。沈痛青春物語。

――目を開けると、見知らぬ学校にいました。 過去の記憶を人質として、バンドのメンバーになることになったウチダ。ただ、普通のバンドと違ったのは、音楽で戦うこと。音符が具現化し…

夏休みの最後の日、私の心を突き動かしたのは年下の少女達だった。 主人公は女子中学一年生。音楽経験はゼロ。 部活にも入らずただただぼーっと過ごす毎日に、自分なりに違和感を持ってい…

　アニメの影響で軽音楽部に入部した平野洋一は早くもワルい先輩達のサンドバック状態。 　自称“詰んでる”系男子のティラノはこの状況を打開し、 自分の存在を世界に証明することが出来る…

高校一年生の立花優太は、幼少期から続けているピアノが影響し、音楽科の高校に進学するも、今までと何一つ変わらない音楽と隣り合わせの平凡な学生生活を過ごしていた。そんなある日、彼は人…

家族同然の幼馴染兼恋人と別れた16の夜、朝日はクラスのイケメン・北川くんからバンドへのお誘いを受ける。自分の価値を見失ってしまった少女が、自分にしかできないこと・自分にとって大切…

自分に自信がない大学生、久保田優作 そんな優作は毎日物足りなさを感じながら生活していた。 そんな彼が大学三年になりゼミに入るとそこにはロックなファッションに身を包んだ彼女がい…

水森絢香は都内の私立高校の新入生。『楽しく儚く淡い青春はたったの1度きり。』そんな言葉を胸に抱きつつ何かを始めたかった絢香。そこで兄に勧められたのは音楽だった。最高に楽しい青春を…

かつて聞いた歌声み魅せられた一人の男は、今でもその面影を追い続けている。

幼い頃に自分が犯してしまった過ちによって、幼馴染の貴弘の夢を奪い、離ればなれになってしまったと、高校生になった今でもそのことを悔いている瑞貴。 そんな二人が、昔のような関係に戻…

　幼少期からバンドマンの父に影響されてギターを習っていた少年、内川皐。 　周りからも将来を期待され、友人とバンドを組んでいた、いや、組もうとしていた。 　けれどある時交通事故に…

吹奏楽部員にとって毎夏恒例のアレ。そう、吹奏楽の甲子園とも云われる吹奏楽コンクール。私たちも挑戦するこのコンクール。 わかってはいたつもりだけど、やっぱり、簡単じゃなかった…

春の終わり、主人公、新堂そらの前に突然現れた少女『雨宮春』 何気ない日常が大きく変わった短い青春。春は空の事を昔から知っていたが、そらはそれを知らなかった。

『じーちゃん、どうかしたの？』 『雪人…歌…歌ってくれんか…？』 『え…？』  俺は正直、大して歌はうまくなかったし、何より、音楽という概念に一切興味がなかった。 そん…

無気力で青春を謳歌しない男が音楽と出会う物語。葛藤、焦り、焦燥などのシリアスが4割くらいです。ほかは基本バンドマンあるあるネタです。 青春を謳歌せよ